取材日誌バタックハンター・フィリピン
1998年夏
フィリピンはネグロス島の
狩猟民族バタックハンターをスペシャル特番で取材した。
狩猟民族なので定住する村や山などの特定地域は分からない。
バタックハンターは、ネグロス島山間部に住む少数部族で、
身長が150センチ程の小人族だった。
フィリピンの当時ボスの人間関係のつてを使い
バタックハンターの居る場所が分かった。
すぐさま探検隊が編成されフィリピンへ向かう。
マニラに着いたら全員つなぎで長袖長ズボンの深緑色の目だだない
おそろいの服をオーダーして作った。日本円で千円程度だった。
山間部の森には、ニックニックと言うアブの様な
刺すムシが居て、その虫に刺されると
肝炎を発症する可能性が有るために暑いが肌を出さない
服装で山の中に入る必要があるためだった。
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