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お陰様でこの一年

 私の一年の始まりは1月に術後満一年の検査で、他に転移もなく順調との言葉に安堵したことと、3月に美穂子(娘)の長男が東京でのめでたい挙式に私ら夫婦が元気に参加出来たことです。東京駅で近くにいる息子と合流、一緒に都内をドライブ、夕刻挙式のホテルに宿泊、いよいよの朝、孫の結婚式。9人の孫のうち初めてで、妻と共に感無量、一生忘れられない思い出になったのです。特に嫁さん家族との歓談等楽しい一時を過ごしながら孫夫婦の幸せを確信し、別れを惜しみながら東京駅から新幹線で無事幸せ一杯で家路につく。






 4月の末になって田んぼの耕起、代かき、田植え作業も運転、快適に作業を実施、その合間に山菜のタラ芽、ゼンマイ、ワラビ、ミズ等の採集に何回も出掛ける。美穂子と一緒の時もありその日は楽しい一日になる。現場は仙北市西木町方面で、ワラビ、フキは塩漬けにし冬になって山の話をしながら食べるのです。


 山菜が終わった頃、雪消えも進んだ栗駒山麓に、高山植物に逢いに、それに続き大仙市の大平山、美郷町の黒森山に登り八幡平方面のピーク茶臼岳、源太森、八幡平、畚岳へと数回、初夏から秋の紅葉まで片道2時間超のドライブだ。他に秋田駒に国見温泉から第二展望までと八合目からシャクナゲコース、焼森まで登る。山の花との出会いも多く、各ピークで出会った登山者との歓談、楽しい思いが今年も一杯ありました。

 他に岩手県の中尊寺、毛越寺、湯沢の小安峡にも紅葉を探しに行く。山形の山寺と羽黒山にも行く予定でしたが、免許返納の決定で中止、それと大曲の花火大会には孫夫婦、息子一家が帰省、娘たちも我が家に宿泊し賑やかでした。


 刈取作業もコンバインに乗り、籾摺り作業にも従事して収量も昨年より若干上回り娘夫婦、私らも笑みがこぼれる。
 今は雪の世界を待つばかりですが、来年一月の誕生日前に再び術後経過検査があります。私の夢がまた広がるよう祈るばかりです。
 今年も皆さんに支えられながら妻とも楽しい一年だったと思っています。今年のお知らせ版はこれで終わりますが今年一年拙い文を読んでいただきありがとうございました。
 最後に皆さん良いお年をお迎えくださいますようお祈り申し上げます。

                        柳田 武男 83歳

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