見出し画像

刈取作業 無事に終わるよう祈っています

 8月も半ばを過ぎて田んぼは今一面稲穂に輝いています。田植えが早かった田んぼは早くも稲穂が垂れ下がり9月に入って刈り取りを待っている、そんな田んぼも見受けられます。私たちの田んぼはまだ垂れ下がるまでにはなっていませんが9月20日頃に刈取作業になると思います。
 今年は春からの高温予報で植物の成長も早く進み、とりわけ稲の場合高温障害が出ないのか心配でした。昨年は晴天高温が続き、障害が少なからずあったと思っています。それに今年になって甚大な地震災害の発生、その後も局地的大雨、最近では山形県、秋田県を襲った記録的大雨の大災害、その間隙を狙うように台風が発生する、今私達が一番恐れている8号、9号と続けざまに発生する台風です。新聞によれば今年8月26日(月)特に台風10号は発達しながら日本の南から暴風域を伴いながら北上し、西日本から東日本に接近上陸する恐れがあると気象庁の予想です。日本列島を遅い速度で北上したらどうなるだろうか。野菜農家、果樹稲作農家、今収穫を迎えようとしている時、また人、家屋、河川の災害等想像しただけで悲痛の声をは私は発してしまいます。
 豪雨と共に襲ってくる台風、稲穂に重みが増してくるこれからの時期、まともに襲われたらもうおしまいです。稲穂のまま倒れるのです。お米は未熟のままです。私たちはただ茫然と眺めることしかないのです。今までも部分的にはありました。でもこんなにも災害続きが長くなると暗く不安になるのです。
 どうか刈取作業終了まで無事をお祈りするしかないのです。
                         柳田 武男 83歳


いいなと思ったら応援しよう!