「訪問看護も(民間)医療保険の給付対象ですよね?」と聞かれた話
定期的な管理が必要な疾患などを持ち、自宅で療養されている方にとって、訪問看護や訪問診療の支援は重要です
僕が以前、介護を利用されている方の自宅に訪問した際、ご家族から質問された
「訪問看護も医療保険からの給付がでますよね?」
その方は転倒事故で入院していたが、状態は落ち着き、自宅に戻って療養されていた
自宅には看護師さんが定期的に訪問し
創部の処置を行っている
よくある民間医療保険は入院すると所定の給付金が出る
さらに特約で退院後の通院にも給付金がでたりする
訪問看護さんの処置は
この「通院」にあたるのではないかと言うのだ
たしかに言ってることは理解できた
しかし正直わからない
保険会社に問い合わせてみてください、と答えるしかなかった
民間の医療保険には様々な種類がある
特約を含めるとさらに種類は増す
契約している保険会社に都度、確認するのが良いだろう
さっそく、ご家族は保険会社に問い合わせてみた
結果は・・残念
給付対象にはならなかった
しかし、この件をきっかけに、わかったことがある
「通院給付金」なるものが自宅にいながらにして
給付の対象になるサービスがあるということだ
対象になる支援は「往診」 ※治療を伴う訪問診療も含む
民間医療保険の通院給付金が自宅でも適用になるには、医師が訪問して治療をする場合に限るとのこと
今回は訪問看護の利用だったので給付対象にはならなかったが、訪問診療だったら給付された可能性が高い
退院後に自宅で医療処置を受けながら療養される方は多くいらっしゃる
実は利用しているサービスが給付の対象になっているかもしれない
民間医療保険に加入されている方は、給付金について確認しておいても損はないと思った
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?