両手・両脚種目のデメリット
Bilateral Deficit(バイラテラルデフィシット):両側性機能低下
片手、片脚のパワーの合計が、両手、両脚のパワーと同じではないことを指します。
両側性の筋力発揮は、片側の筋力発揮の合計ではなく、合計の90%程の筋力発揮になります。
例えば
握力が右50、左50だとします。
両手でやれば100だせそうですが
実際は90しかだせない、というものです。
人は基本的に片手、片脚で動作します。
歩行もスポーツもほとんどが片手、片脚です。
故に片手、片脚でトレーニングを行うのが脳にも骨格的にもストレスが少ないです。
両側性の運動は脳にとって負担となり、体が思うように動かなくなるともいわれています。
ジムを見てみると
スクワット、デッドリフト、ベンチプレス、懸垂、バーベルカール、ケーブルプレスダウン。
…全部両側性です。
片手、片脚種目を取り入れてみてはいかがでしょうか。