アメコミを買おう
この記事は、前回と同じくアメコミに興味がある、読みたい、洋書を読んでカッコつけたいという方に向けて日本国内でのアメコミの購入について筆者が知ってる範囲で説明する記事です
実物を手に入れたい方向け
その１ 書店に行こう
特に何の捻りもないですね。そう本を買うには書店に行けばいいのです。ただし、アメコミの邦訳本は扱っている店舗とそうでない店舗があります。体感としては大きめの本屋はある確率が高いです。あと原書も偶においてたりします。私が見たことあるのだと立川のジュンク堂は原書が少し売ってました。最近行ってないからまだあるか分かりませんが。あとヴィレッジヴァンガードも邦訳置いてたりします。また中古書店にも置いている場合があります。大手ではブックオフ、小さい所では個人店舗でもあったりします。掘り出しものを探すのが好きという人にはお勧めします。また、アメコミ専門の中古書店というのもあります。神保町にあるアットワンダーさんとかおすすめです。余談ですがブックオフにはスポーンがいっぱい置いてあるけど絶妙に揃わないというジンクスが私の中であります。
その２ アメコミ専門店に行こう
日本国内にもアメコミ専門店はいくつかあります。専門店なだけあって通常書店よりも揃えはかなり多いのですが、その分店自体の数は少ないです。原書もいっぱい置いてあります。前回の記事で話しましたが、アメコミの刊行形態はリーフ（単話だけの小冊子。月刊で大体５～７００円くらいで買える）TPB（リーフで連載した話をまとめた単行本。数千円で買える）グラフィックノベル（TPBの豪華版。コンセプトアートとかインタビューとかおまけがいっぱい）の三つです。通常書店ではグラフィックノベルしかありませんが専門店では他の二つも買えます。勿論原書です。原書邦訳問わず色んなの買いたい見たいという人は余裕があれば専門店に行きましょう。
その３ 通販で買おう
通販サイトでもアメコミは売っています。アマゾンや楽天などの大手サイトでも取り扱っており、それだけでなくアメコミ専門店も通販での購入を受け付けています。送料はかかりますがアメコミ専門店が近くにないという人にも安心ですね。書店にないちょっと古めの作品なんかはここで探してみるのもいいでしょう。
電子派の方へ
その１ 邦訳
邦訳アメコミは色んなサイトで取り扱っています。キンドルだったりイーブックジャパン（唯一ダイナミックプロ作品を扱っているサイト。新規登録時に５０％クーポンが貰えるのでそれでゲッターロボ漫画版を買おう。三巻で最大値引き率に達するので三巻づつ買うのがおすすめである。全１５巻４１００円となる。２１００円くらいお得だ。）変わり種ではFANZAでも買える。マジである。セックスメンという名前のパロディＡＶじゃなくてちゃんとXメンを買った。ただし、邦訳アメコミは小学館集英社プロダクションがローカライズしたマーベル作品しか買えない。DC作品や他の出版社が出した作品が読みたければ実物を手に入れるしかないです。
その２ 原書
アメコミ原書は電子でも買えます。私は主に買うのはキンドルです。日本語で検索しても出てこないのでsuperman comicの様に英語で検索しましょう。そうすると滅茶苦茶いっぱい原書が出てきます。そうなるとどれを買ったらいいのかわからないという状況に陥るでしょう。私もそうでした。そういう時はタイトルを見ましょう。＃○○とかVOL１とか書いてある商品が目に入る。＃○○は第何話という意味でVOLは何巻という意味です。単話買いも単行本買いもできるので入り混じっている検索結果になるのです。では何を買えばいいのでしょうか。人情としては好きなキャラのVOL１あたりから買いたいですが、しかしVOL１も複数ある。何故だろうか。それは定期的に連載タイトルを変えたりするからです。ライター（脚本家のこと）が変わったり新章突入したりすると変わります。ナルトと疾風伝みたいな関係と思ってくれるといいです。じゃあ結局どれ買えばいいの？ 思うでしょうが、究極的にはピンと来た奴でいいと思います。映画とかウィキペディアで基本設定掴んだら後はなんか表紙が気に入った一巻から読む。もしくは、一巻で完結する短編もあるのでそちらもお薦めです。特にバットマンとかスパイダーマンは名作短編が多い。どうしても心配なら人に聞きましょう。私を含めアメコミファンは新規に飢えているのでちょっと引くくらい親切に教えてくれます。その時、このキャラの話を読みたいとかこういう話が見たいとかそういう情報を加えてくれたらありがたいです。すり合わせをしっかりすればマッチング事故は減らせるしお互い幸せですね。それと、買う時はしっかりページ数を確認し、紹介文を翻訳に突っ込んで読んでみましょう。同じ表紙で一話と一巻が売られているという事があるので間違えないように。
その３ サブスク
これは主に原書を読む時の方法です。前回の記事で紹介した通りサブスクを利用すれば安価で大量の原書が読めます。
ただし、初心者にとっては意外と数が読めなくて体感損してしまったと思うこともあるので覚悟を持って入りましょう。今ならキンドルアンリミテッドは９９円で二か月利用できるので一話でも読めば元が取れ、精神的に勝利できます。なのでワンコインで勝ちを手に入れたいなら入りましょう。
無料で読もう
ここまで買う方法を説明してきてなんですが一円もかけずにアメコミを読む方法があります。それをいくつか紹介しましょう。
アプリで読む
ラインマンガというアプリではいくつかのタイトルのアメコミが待てば無料で読めます。DCからはウェインファミリーアドベンチャーというバットマンとその家族による日常物が掲載されています。マーベルからはスパイダーマン、デッドプール、スパイダーマンアンドデッドプールというタイトルが読めます。スパイダーマンの方はシビルウォーという国がヒーローを管理するかを巡ってヒーロー同士が戦うイベントのアフターエピソードであるワンモアデイでみんなの記憶をリセットするところから始まるで若干わかりにくいです。ブランニューデイという章から読んだ方がわかりやすいと思います。
フリーコミックブックデイ
アメコミ専門店ではフリーコミックブックデイという日に各タイトルのお試し短編のようなものを配ってくれる催しがあります。その日に店に行けばただでアメコミが手に入るというわけですね。また、フリーコミックデイの冊子は電子でも無料でダウンロードできるので店に行けなくても安心です。
最後に
今回はアメコミを入手ないし読書環境を整える方法を紹介させて頂きました。初心者の参考に、また布教者のガイドラインになれば幸いです。
気が向いたら次回は実際に呼んだ原書の話でもしていきます。じゃあね