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独男の決死!葛藤戦争編⑥

そ「おし!じゃあさっきタクシーで話した
通りだ!いーちゃんと眠いだろうけど
ゆーくん!頑張ってメモみたいな
メニューを作ってくれ!頼んだぞ!
俺は俺の作業に移るからな!」

大い「分かった!任せて!」
ゆーくん「ねむいけどがんばるよー……」アクビ

そして家に入る

かーちゃん「あれ?れいくんと、どなた?」

そ「説明している暇はないんだ!
風呂とキッチンを使いたいんだけど
大丈夫だよな!?」

かーちゃん「今はひとりだからいいけど……
本当に何する」

そ「それじゃ2人とも頼んだぞ!」スドドドド

かーちゃん「…………」

大い「急にお邪魔してすみません。
どうしても訳がありましてね……」

かーちゃん「…………あっ!どうぞ!」
勝手に察する

一方のそうだおにーちゃん
そ「風呂湧かしてる暇はねぇ!
蛇口からお湯出すぞ!」ジョボボボボ

しばらくしてお湯になる

そ「おし、10分で胸位までは浸るな?
それにしてもこのハーブの素はどんな香りが
すんだろうか?その前にきな粉牛乳を!」

コップと牛乳パックと
きな粉と割り箸を用意する

そ「おし!」サーッ、ジョロロロロ、クルクルクルクルクルクルクルクル

ごっかごっか……「ぷはー☆。
本当は入った後に飲むものなんだがなw」

ムニムーニ「……ナンカオカシイゾ?
キョウハミョウニケムリガキエナイ。
イツモナラスウフンデキエルハズナノニ。」

パンッ!

ムニムーニ「!?」

反対の耳からも煙が立ち登る

ムニムーニ「ドウイウコトダ?!」

そ ごくごくっ

そ(湯船に浸かるのは数ヶ月振りかな。
ハーブの香りが鼻詰まりを治して
くれそうなくらい染み渡る)

そ「……ほへっ」

約40分後 

そ「ふぅ♪サッパリした!
そろそろ料理出来ている頃かな?」てくてく

大い「あっ!少し出来たよ!」
ゆーくん「あおざかなのおにぎりなんて
はじめてつくったけど、おいしーの?」

そ「ありがとう。」

かーちゃん「ゆで卵まだ少し掛かるよ」

そ(いつもあんなに偉そうなのに……あんがと)

髪乾かして約5分後

そ「おし!頂きます!」

先に緑茶を少し口にして青魚の
おにぎりに手を伸ばす。

そ ムシャムシャムシャムシャ……「うんめーー!!!!」

そ「まだいける!」
パクパクごくごくパクパクごくごく

ムニムーニ「……ドウナッテイルンダ?
ヒフガタダレテ……ナンカコキュウシヅラク。
……ウッ!」

ちりちりぱちばち

ムニムーニ「ワタシノカミノケガァアアアア!!
……ノウッ!」

 太もも辺りに力が入らなくなるムニムーニ

本来世界の尻もちをついたままのゆーくん「」


そこにはもうハンサムとはほど遠い
皮膚が赤くただれて髪に火花が散り、
体のあちこちから煙の立ち上ぼって
骨格が所々めくれているちっぽけな
「ハンサムもどき」が居た。

続く

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「しそ」の人生後記。
もし頂けるのなら税金関係、自炊レシピの 材料代を中心に使おうと考えております。