独男の亡霊~怨念大増量編~
ゆーくんたちのかえりみち
ゆ「いーちゃんきょうのさんすーの
てすとよかったみたいだね!」
い「うん!ちゃんとべんきょーした
かいがあったよ!」
てくてくてくてく
ゆ「あ!がっこうのうらのりんどうだ!
ちょっとよりみちしよー!」
い「うん!」
ところ変わって朝の回覧板
「むにむに小裏手にある
ほほもみもみのもりはここ数日
不審な声を聞いたなどの
報告が相次いでおります。
むにむに小に通わされている
お子さまがいらっしゃるご家庭には
林道に立ち寄らせない様に
厳重に注意の方をお願いします。」
てくてくてくてく
?「ふっふっふ。ハーッハッハッハッハー!」
ゆい ピタッ!?
?「幼い子供じゃないか……
哀れなことこの上ない。」
ゆ「だりぇ!?だりぇなの!?」
?「我はこの森の守護神。
罰当たりな愚か者を日々懲らしめている。」
?「貴様。確かゆーとかいう者だな?
純粋無垢で清楚で可憐なおにー様に
日々無礼な行為をしているそうだな?」
い「ひょっとして……
そうだおにーちゃんのことぉ!?」
?「あんなに彼は忠誠を誓い愛を交わし
後ろから包容させてくれと、
実際に会って仮に布団で共に
くるまったとしても警察に御用と
ならない関係を築きたかったと
捨て身で何度も話していただろう!!
なのに薄情者の貴様はなぜ彼に
連絡をしたり家に行ってあげたり
慰労の手紙すら寄越さなかった!?
何故だぁ"!!!!」
ゆ「だっていつもそうだおにーちゃんに
あってくるしそうなときはだきちめて
あげてるよ?どういうことなの?」
い「ゆーくん!こんなのむししよ!
はやくこのもりをぬけるよ!!」
?「そうはさせるか!!野郎共ぉ"!
掛かれぇ!!」
?「このふたりの幼いお嬢共を
むにむにさせて差し上げろぉ!!」
お化けに扮した輩ども「( ・∀・)オー!」
ゆ「……きゃあ!」
お化け輩A「むにむにさせろぉ……
むにむにさせろぉ……」いつもより囁き気味
お化け輩B「むにむにさせてよぉ……
僕と契約してずっとむにむにさせてぇ……」
い「いやぁ"!むにむにするってことは
こんなことじゃないの!!
かなしんでいるひとにやさしく!
こころがあたたかくなるように
むにむにしてあげるのぉ!!
みんなまちがってるよぉ!!!!」
しーん……
お化けに扮した輩ども一同「……」
お同「確かに……俺達は何をしてしまった
んだろう……。」
?「ひっく……ぐすん」
ゆい輩ども !?
そ「ちちょーとほんとうにあいたかったろり!
ほんとうにどこかのかへでおちゃしながら
たあいのないかいわとかしたかったろり!
うわぁあああああああああああああああん!」
ゆ「そうだおにーちゃん……」
そ「ひっく……えっぐ」メソメソシクシク
ゆ「なにいってるの?いつもぼくが
むぎゅってしてあげてるでちょ?
それでいいこいいこしてあげてるでちょ?」
そ「う……ううう」嗚咽
そ「そうじゃない……」
ゆい「ふぇ?」
そ「君らが今生きている世界とは
別の世界の話なんだよ……。」
ゆい輩 !?
ゆ「どーゆーことなの!?おちえてよ!!
ねぇそうだおにーちゃん!!」
続 く ?
(⌒‐⌒)ポカポカドハ……81クライカナ。
もし頂けるのなら税金関係、自炊レシピの 材料代を中心に使おうと考えております。