独男の公園~心のオアシス~
ここは隣町のそこそこ大きな公園、
県民センターに小さめの図書館や
テニスコートに「アヒルボート」などがある。
そ「……今日は天気がいいな」
コ、ピ、ペ。
とある電話番号に掛ける
トゥルルルルルルルルルル。ガチャ
「はい…………所の所沢です」
「あ、そちらに通学しております
走田ですけれど……」
所沢さん「あっ!そうだくんか!おはよう!
どうしたの?」
そ「実は今起きてしまいまして……、
今から準備をしてそちらに向かうと
2時間以上は掛かってしまって……」
所沢さん「アア……オッケ。今日は
午前だけのコマだったよね?
今日はもういいから
ゆっくり休んで明日寝坊せずに来てね!
明日の授業私なんで!」
そ「わ、分かってます!それでは、
失礼しました」
所沢さん「はい、失礼しまーす……」
ピッ
そ(…………休めタァぁぁぁぁ……(T_T))
そ「おし!今日はどこに行こうかな!
せっかく休めたんだし、やっぱ
たまには息抜きも必要だもんな!」
そ「……うう……今日やすめろと
思えたらムニャムニャしてきて……うぅ……」
無意識に押し入れの寝床に籠り始める
そ(ゆーくんなんて、朝の8時には
学校に着いて勉強し始めるのに……
ぼくはなんて……なんて……)
グゴオオオオオオオオオオオオオオ……
約5時間後
そ「……うむ?うむ……」
時計を見る
「13:31」
そ「……うわぁああああ、勿体ねぇえええ」
急いで準備をし始める
そ「今日はどこに行こうかな?
それだけが心残りというか目的だよな」
ポクッ、ポクッ、ポクッ、チン!
そ「この時間なら、あの辺りでいいかな」
14時25分
そ「もう出なきゃならねぇ、行こぞ」ガチャ
ジテンシャコギコギ…………
約20分後
そ「……ふへぇ。ちかれた」
てくてくてくてくてくてくてくてく
そ 自転車をよく使うベンチのそばに停める
そ「…………飲み物買い忘れてた。
電子マネー……財布あったわ!
不幸中の幸い~!!」
自販機の前で飲み物を選ぶ
そ(コーヒー飲んだら今加えてる
嗅ぎたばこの味が無くなるよな……むぎちゃ)
ガチャ、ガコン
そ「おーしおしおし」ガチャ、ゴックゴック……
そ「朝と昼食べてねーけど案外水分だけで
いけるもんなんだな?」髪を摘まんでみる
にじゅっぷんご
そ「もう暗くなってきたな……なんか夜って
楽しい時でもあるんだけど夕方は
憂鬱になるよなぁ…………なんでだろ?」
?「おにーちゃん?!」
そ !? 振り返る
ゆーくん「おにーちゃんなんで
ここに居るの?」
そ「ゆーくんこそなんで?ここ一応は
君らの学区外だぞ?」
ゆ「んへへ~、がっこうおわってみんなで
このこうえんであそぼうって
やくそくしたんだ!」
い「そうだにーちゃんも?な ん で!?」オドロキ
輩L「フッ……ついてきたまでさ─」妙にイケボ
そ「輩……える……いーちゃん……
そちてちちょう」ルイセンウルウル
そ「最近おにーたんはさみちくて
ちかたがなかったんらろ!!
こころのもやもやがはれらかったんらろ!」
ゆ「おにーちゃん……」てくてく……むぎゅ。
そ「あ!暖かいろ!やっぱりいっちょう
ちちょうからはなれたくらいろ!
とおいとおーいちんせきのあにきでも
わすれられたくらいろ!」
むぎゅううううううううううううううう
こうして15分間零次は頭がぽかぽかに
されていたとさ、おわり
今日の点数は🥁………………157点!
そこそこ~♪(⌒‐⌒) end