独男の遭遇？！葛藤戦争勃発！！

ミーンミンミンミンミン

ゆ｢なんかあっというまになちゅやすみも
おわりそうだよねー」
そ｢そうだな。7月のバイト辞めた直後は
俺は自由だー！夏を満喫するぞー！って
意気込んでいたのに思ったより
スケジュールが立て込んだり
お金が無くってギリギリで過ごしてたよ。
海も山も行けなかったな……」ﾙｲｾﾝｳﾙｳﾙ

ゆ｢ぼくはこのあいだねねみーらんど
いったしうみもぷかぷかういてただけだけど
いちおーいったよ。
てかそもそもおにーちゃんとこうやって
はなすのもなんにちぶりだっけ？」

そ｢えーっと……1週間くらいじゃないか？
てかそもそもその前の時も道で
すれ違ったくらいだったろ？
いいなー、ゆーくんは家が裕福で
時間も自由に使えて……」

ゆ｢でもなつやすみのかだいもあるし
がっこうにもがっしょうだんのあつまりや
ぷーるでいってたりしたよ？
それなりにいそがしいよ」

そ｢お互い様だな！ははっ！」

？｢ね ぇ ？」

そ ビクッ？！
ゆ 振り返る

ゆ｢……えぇっと……。だれでしゅか？」
そ｢…………ハァ」

？｢……そこのお嬢ちゃん？急に悪いけど
そっちのおにーさんに用があるから
ちょっと離れててくれる？」

ゆ｢ちりあいなの？」
そ｢……まぁな。ちょっと離れるぞ」ｽﾀｽﾀ

ゆ｢…………なんかおもかげが」

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少し離れた死角になる場所

いーちゃん(別世界より)｢ゆーくんに
変な事言ったりセ ク ハ ラとかしてない？」

そ｢…………変な、事は言っちゃってます。
セクハラは断じてしてない(断言)」

い｢……ふぅん？まぁ信じとくけど。
最近は処方された薬のお陰で
だいぶあたしの登場機会も増えれて
助かってるんじゃない？」

そ｢……はい、助かってます。」

い｢ところでさ、何でこうやって
別の世界線からはるばる来たかと言うとさ、
率直に言うと……アイツがヤバイんだよ。」

そ｢！？」

い｢そう、本来の世界線のあ ん たね」

そ｢……やっぱりだったか。
最近何か危険な香りを感じたからさ、俺も」

い｢あんまり言いたくないんだけどさ、
うちら一応あいつの脳内で
生きてるじゃない？」

そ｢……あ、ああ」

い｢それであんたの生活ぶりを見てて
飽きれたそうで、直に本来の生活の
ゆーくんを……」

そ｢…………」

い｢誘拐しようとしてる」

そ｢！！」

い｢……困ったね、どうする？」

そ｢遂にこの機会が来たか……、
こっちの輩にはどう伝え」

ゆ｢おにぃちゃああああああああん！」ﾄﾃﾄﾃ

そ｢おい！今はホントにマズ」ギュッ

そ｢あ！暖かいろ！」ﾎﾟｶﾎﾟｶﾎﾟﾜﾎﾟﾜ

い｢…………さてさて、はたして……ね」