フクロモモンガが喜ぶゲージの中とは? 温湿度編
今回はフクロモモンガの飼育ポイント。
ずばり温湿度編です。
快適な温度&湿度とは?
「犬や猫にそこまで気を使わないから、別に大丈夫では?」
と思ったかもしれません。
ですがフクロモモンガは小動物なので、
環境が体調に大きく影響します。
せっかく迎え入れたのに、正しく育てなかったために
お別れが早くなる。なんてことは絶対に避けましょう。
正しい知識を持っておけば、注意するだけなので
難しくありません。
早速、温度と湿度について学んでいきましょう。
快適な温度と湿度とは?
フクロモモンガはそもそもどこに生息しているのでしょうか?
答えは熱帯地域です。
つまり、暑さには比較的強いということ。
さらに熱帯地域は、スコールなどもあってか湿気にもそれなりに耐性を持っています。
しかし、寒さに弱いという特徴があります。
日本は特に温度の高低差が激しい国。
また時期によっても湿気がすごかったり、かと思えば乾燥している時期があったりします。
では、快適な温度とはどれくらいでしょうか?
大体ですが、25~28度と言われています。
そして湿度は50%前後です。
ただし、もとは野生で暮していたわけですから
気温の変動にも慣れています。
ただ、それにも範囲があるわけでして、
温度は高くても33度ほど。低いのは20度ほどだと言われています。
これは最悪でもここまで耐えられるという数字。
ここまでなら大丈夫とは考えないでくださいね。
常時33度近くでは、非常にストレスを与えます。
※人間が真夏に暑いけど何とか耐えられている状態といえばわかりやすいでしょうか。
なので、温度と湿度には敏感なぐらいでいいと思います。
そしてその温度と湿度の把握に欠かせないのが
温湿度計です。
フクロモモンガが快適に過ごす為には
欠かせない道具なのでゲージの購入時に忘れないようにしましょう。
他にも温湿度管理で注意する点は、
クーラーの直風です。
ゲージ内の温度を保つためには、クーラーや
加湿器を使ったりするわけですが、直風は人間と同じで
長時間当たると体調を崩してしまいかねません。
なのでゲージの場所も室内のどこに置くかも
考える必要がありますね。
それと空気の入れかえも忘れずに。
空気が滞ると人間も含めて体調に支障をきたします。
換気をしつつも、温度と湿度を保ちましょう。
いかがだったでしょうか。
結構注意する点があったかもしれません。
といっても実際に飼い始めると何の苦もなくできると思います。
ぜひ正しい知識を持ったうえで飼育に当たっていただければと思います。
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