びいどろ壜

SNS初心者。読みは「びいどろびん」です。 童話と猫が好きな怖がりです。 生きることが不器用な二五歳です。 一一年ぶりに詩・エッセイを書いてみました。 拙い作品ですが見てくれたら嬉しいです。 よろしくお願いします。

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SNS初心者。読みは「びいどろびん」です。 童話と猫が好きな怖がりです。 生きることが不器用な二五歳です。 一一年ぶりに詩・エッセイを書いてみました。 拙い作品ですが見てくれたら嬉しいです。 よろしくお願いします。

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  • アカシック(虚空・空間・天空)高校

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    フォロワー355人くらい居る共同マガジン。

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    社会的なこと(?)をテーマにした作品を収録してます。

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    思い出をテーマにした作品を収録してます。

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    恋・友情などの人間関係をテーマにした詩を収録。

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自己紹介

 皆様、はじめまして。こんにちは、びいどろ壜(びいどろびん)と申します。就職活動に失敗する二四歳です。(ひきこもり)常勤図書館司書になりたくて受けた公務員試験に落ち、民間企業も落ちました。受けた企業の大半がエントリーシートで落ちました。二社の企業は面接まで進めましたが面接で落ちました。面接官の配慮が分からず空気が読めていなかったです。(面接後に同じ企業を受けた人から注意されたのにどこが駄目なのか分からず泣きました)  SNSは初心者で未だに機能やルールが分かってないです。毎

    • メディアⅡ

       新時代がやってきた。 新しき日々がやってきた。 新しきメディアが古きメディアを凌駕する場面がやってきた。  新しきメディアを淘汰しなくてはならない。多様性が喪失し偏見まみれになるから。 新しきメディアを淘汰しなくてならない。偽物の情報が簡単に拡散され鵜呑みにするから。 新しきメディアを淘汰しなくてはならない。節操、プライバシーなしの情報が投稿されるから。 新しきメディアを淘汰しなくてはならない。 過激な投稿が跋扈して必要以上に煽り叩くリンチが起きるから。  古きメディアを淘

      • 木枯らし

         散歩の帰り道。ニュース番組で「東京と関西で木枯らし一号が吹き荒れる」「一一月八日は立冬です」をスマホの画面越しでテレビの画面越しで聞いた。見た。考えた。心の中でストンと納得する。なるほど。路傍を歩いているだけでも寒い。寒過ぎる。震える。凍える。ホッカイロを買うべきだったと今更の後悔。まだ大丈夫だと思ってたなんて今更の弁明。寒くなれば買うからなんて今更の詭弁。  凍える両手を急いで上着のポケットに突っ込む。ほんの少しだけ両手の体温が上昇気味。このまま体温がもっと上昇してほしい

        • 見習い魔女

           明日はハロウィン。一〇月三一日はハロウィン。街中至る所にそこら中にジャック・オ・ランタンが華麗に飾り付けられている。光り輝く姿がイルミネーションみたいでうっとりと浪漫な感傷に浸る。  惜別。喪失。邂逅。変事。凶運。星廻りも日常では見られない動き。何かが起きる予感。少しだけ何かが起こることに期待。好奇心。大部分は心の臓の鼓動に合わせて不安。恐怖。  上空をボロい箒で悠々自適に飛行。人間界の研修後は相棒が毛づくろいする屋根の上で着陸。黒よりも黒き相棒は毛づくろいをやめトコトコ近

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          カフェ・モカロール

           昨日の午後三時。外では土砂降りの雨粒が窓硝子を叩く。外の景色は濃く真っ白い霧が立ち込め遠く聳え立つ山どころか近くでギラギラ輝くネオンの看板ですら見えない。一面霧。霧。霧。何も外の景色が見えないことにそっと溜め息を吐く。仕方がない。どうしようもない。どうすることも出来ない。  昔風の小さな花々が散りばめられた小皿におやつをのせる。今日のおやつは一個のモカロール。 どことなくレトロ。ノスタルジック。そして新鮮。何故だろう?日本の近代文学的にも感じられる。近代文学作家と関係あるの

          カフェ・モカロール

          虹と宝箱

           一〇月最初の週末。雨上がりの黄昏時。南東の空をふと見上げれば黒い黒い曇り空から虹が見えた。虹ははっきりとくっきりと見えており、どこまでも秀麗だった。どこまでも綺麗だった。どこまでも感動した。後何回生きている間に綺麗な虹を見ることが出来るのだろう?何時までも忘れたくはない。何時までも忘れられない。いつまでも忘れ去れない。「黄昏時の虹」という景色。しっかりと目に焼き付けよう。  しっかりと心の中の「思い出」という宝箱に入れよう。小さくて大きな宝箱。宝箱の中に入れたら南京錠もしよ

          彼岸花

           今日で九月が終演を迎える。明日になれば一〇月が開演する。だけどまだ夏が終演を迎えない。まだ秋が開演しない。 一体何時までこの異常は続くの? 一体何時になれば平常に戻れるの?  それとももう一生平常には戻れない? それともこのまま異常のまま日常を過ごす?  例年ならばもう既に咲いてるはずの彼岸花。 今年はまだ彼岸花は咲かない。彼岸花が咲く気配が見当たらない。  例年ならば自宅近くに咲き誇る彼岸花を愛でながら昔懐かしき童話を思い出す。記憶の中の抽斗からそろりと取り出す。昔懐かし

          中秋の名月

           二〇二四年。九月一七日。中秋の名月の日。夜も遅い時間にそっとベランダに出る。家族の人が目を覚まさない様に足音と気配を殺して外に出る。ベランダに出れば其処は宵闇の景色。そして宵闇の空にポツリと浮かぶ中秋の名月。圧倒されてたった一つ息を飲みこんだ。宵闇も中秋の名月も何度見ても華美ではないのに秀麗で全てが引き込まれる。現在、想い浮かんた感情も。ずっとコトリと抱え込んだ心の片隅に散らばる不安も。上手い言ノ葉でどうしても紡ぎたいのに紡げない。言ノ葉で紡ぐが稚拙でチグハグでちっぽけな言

          不調

           「体調、大丈夫?」隣から心配と不安の一声掛けられる。精一杯の作り笑顔の仮面を装着して演じる。「うん。大丈夫だよ。心配してくれてありがとうございます」答える。応える。 だけど、本当は辛い。しんどい。何故と聞かれても何処が辛い、しんどいと聞かれても「なんとなく辛い。なんとなく、しんどい」としか答えられない。上手く言葉に出来なくて泣きたくなる。自嘲する。何時にも増して情緒不安定。コロコロ情緒が変貌する。一つばかりの長い溜め息を吐く。  何かしらの原因があるのかな?思い当たることを

          八月三一日

           八月三一日。八月の最終日。寝室にてnoteをしたためる。今日は何を書こうかしら?あれやこれや頭を巡らせる一日。ふと、窓から大粒の雨音が聞こえる。台風の影響かしら?大雨洪水警報が発令されそう。何だか怖い。恐ろしい。心が不安定にコロコロ傾き窓辺に近づく。シトシトした雨音が数秒後に土砂降りの雨音に変貌する。  せめて八月の最終日くらいは晴天で公演してほしかったな。八月三一日は苦手だから。心がポジティブからネガティブになるから。もう叶われないちっぽけな願い事。少しだけの湿度高めな憂

          夜明け時

           午前五時。何かしらの合図か急に目が覚醒する。大きな欠伸をし蛍光灯のスイッチを入れ時間を確認。寝室の壁掛け時計では長針が一二。短針が五の文字盤を指し示す。「まだ五時か」まだまだ夢の世界へ入り浸りたい。まだまだ眠りの時間に誘われたい。が、目も頭も完全に覚醒する。もうどうしようもない。もう仕方がない。色々諦める。一つ溜め息を吐く。   早速閉じたカーテンと窓を開ける。開けた先では太陽が昇る時間と夜明け空。夜明けの景色を見て感動を覚える。夕焼け空で感動することは何度かあった。夕焼け

          花火

           八月一五日。お盆休みの終盤。午後七時〇〇分。ほんの近くの河川敷で破裂音が炸裂する。破裂音が爆ぜる。「何だろう?」咄嗟にカーテンと窓を開け放ち河川敷の方角を目を向けば花火が打ち上がる。紅、蒼、白、翠、色とりどりに色彩豊かに打ち上がる。何発も打ち上がる花火の姿は秀麗でうっとりと心を奪われる。脳裏にじっくりと焼き付く。何年後かの未来で思い出のフィルムから色褪せず破壊せずに取り出せるように。  だけど、何かしらが花火を怖い、恐ろしいと感じる。どうして?何故?困惑。蒼き花火が空の上で

          SNS

           今日も起床して直ぐにスマホを見る。SNS、ネットニュースを見て溜め息を吐く。何処もかしこもパリオリンピックの結果、不倫、謹慎報道、芸能人同士の誹謗中傷の羅列。今朝からSNS、ネットニュースを見たことを後悔。反省。もうちょっと見た人が幸せになるニュースはないのだろうかな?一応探してみる。探した先は地元のニュース。地元の催し物を見て少し落ち着く。  スマホの画面の先では見ている人がいる。 スマホの画面の先では偶然見た言葉で完全修復が不可能な程心が粉々に破壊される人もいる。 スマ

          書くこと

           前回投稿してから一週間が過ぎる頃。そろそろnoteに新しいものを投稿してみようと考え投稿する。「今回はどんなお題で書いてみようかな?」悩む。悩む。頭の中では投稿するお題が思いつかない。「どうして?」「何故?」分からないことだらけ。心の中に氷の塊を入れられた気分。薄ら寒い。薄ら怖い。「どうしよう?」  とりあえず、過去の投稿作品を眺めて考えることにしよう。過去の投稿作品を眺めふと思う。「今までどういう思いで投稿したのだろうか?」  最初の頃は勝手気ままに執筆。閲覧者のことを置

          白くまアイス

           梅雨明けから数日経過した日曜日の午後三時。おやつの時間。外気温は三六度。体感温度は三七度。熱中症警戒アラートが発令される中クーラーがガンガンに効いたリビングでアイスの白くまを食べてみる。リビングの温度は丁度良い涼しさ。アイスの白くまはキンキンに凍っており簡単に銀の匙では刺し通せない。少しずつ少しずつじっくりと両手の体温で白くまを溶かす。銀の匙が白くまに刺せる程に溶けて「いただきます」そっと口に含みとろける。スッキリした甘さで美味しい。また直ぐに白くまを口に含ませる。止められ

          白くまアイス

          七夕

          七月七日。七夕の日。午後一一時三〇分。残り時間三〇分で七月七日の舞台が終演を迎える。残り時間三〇分が過ぎれば七月八日の舞台が開演する。  自宅のベランダに出て夜空をそっと見上げる。七月七日の夜空は今まで見たどの月日の夜空よりも光輝いていた。夜空の輝き具合で瞳からしょっぱい液体が何度も頬を伝う。七夕の日限定の夜空だけなのに感動した。天の川がありふれた世界に創り上げられた魔法の絵の具のように感じる。人間の技術では人間の力では到底再現不可能な魔法の絵の具。そんな魔法の絵の具がありふ