八月の濡れた砂2024♫
題名に「八月の」が入った楽曲はいくつかありますが、八月の「夜」「雨」「恋」と言った所が定番でしょうか。そこへ「濡れた砂」という生めかしい質感の言葉が続くとなんとも感情が刺激されます。
これは1971年の日活青春映画の題名であり、石川セリがその主題歌を歌ってローカルヒットさせました。
映画の内容は、夏の終わりの気だるい海を舞台に若者の鬱積した情熱がぶつかりあう青春群像ですが、暴力的な映像に対して、この曲のエキゾチックな哀愁がなんとも言えないコントラストを醸し出していました。
この時期になるといつも歌いたくなり、今年も遥か昔の青春に思いを馳せています。