
私がfacebookをやらなくなった理由
最近、姉とやり取りする機会が多く話の中で、姉にもし万が一のことがあったらどうする?という話題になりました。
私が「エンディングノートを残しておいてほしい」と言うと、姉は「考えとくね」と言い(まぁ、やらないな笑)その後「私のfacebookにログインすれば知り合いには全部つながると思う」と言っていました。
なるほどな、と思いました。それも一つの手だなと。
ただ、私はfacebookは今のところやるつもりはありません。
実は、以前の私はかなり頻繁にfacebookを見ていました。姉夫婦がfacebookやツイッターが大好きで、義理の兄が私のfacebookアカウントも作ってくれた記憶があります。
私の意志で始めたわけではないのですが、一時期海外駐在していたこともありfacebookは日本の友達とつながるツール、そして駐在中に知り合った奥様ともつながるツールとしてとても便利だったのです。
私もfacebookを見ていくうちに自分から発信したくなり結構な頻度で発信していました。(まぁ長いものにすぐ巻かれる性分だったので)
ただ、ある時からfacebookを見るのが辛くなってしまいました。
今だから言えるのですが、そのある時とは娘の障害が分かってからだと思います。
娘は3歳まで言葉が出ませんでした。実際に診断が下りたのは3歳4か月のときで、診断名は「自閉症スペクトラム障害」でした。
その時から私の周りの世界はガラッと変わりました。
facebookを開いても友達のキラキラした日常が羨ましくなり、いやな感情が生まれてきました。
それから、facebookと距離を置くようになり、その自分の嫌な黒い感情を味わいたくなくて今に至ります。
もしかしたら、今はもっと素直な気持ちでfacebookを見ることができるのかもしれません。
でももし、またあの感情が沸いてきたら、、?
今の私は、娘をとても大切に思っています。娘だけを見ていたい、この気持ちを大切にしたいと思っています。
だから、私はfacebookを見ません。もし友達とつながりたかったら、別のツールを使います。それに私とつながりたいと思ってくれる友達は、きっと何らかの手段を使って連絡してきてくれると思うのです。
先日も実際8年ぶりに学生時代の友達からメールが来ました。
嬉しかったですし、すぐに直接会うことができました。
自分の心は自分にしか分かりません。
守ることができるのも自分だけ。
情報だらけの現代社会。上手に付き合っていきたいと思っています。