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最後から2番目の「恋物語」じゃなくて「挑戦物語」です。6
新年度が始まった4月、第一土曜日の午後に
私は緊張して、iPadと格闘していました。
Zoomで講座を受講するのですが、私のパソコンはカメラも、マイクも内蔵されていないのです。
いくらなんでもスマホでは画面が小さすぎて、老眼の私にはきつすぎます。
運よく長女が使っていないiPadをくれたので、zoomが使えました。
感謝です。
第一回目の講座で学ばせていただいたことは次の通りです。
1冊だけではなく、継続的に出版し世の中に継続して貢献できる「ベストセラー作家養成講座」
「いや、無理でしょう。一冊でいいんですけど」
本講座、グループミーティング、個人セッション、添削指導、
オーディション、プレゼン、ビジネスの告知、タイムレックス、
出版イベント、リアル交流会・・・聴いたことがない言葉や、知らない世界、なんだかめまいがしてきます。
なぜ、この場に私がいるのでしょう。
そして、
出版界の現状、商業出版の意味、紙の本の特徴、著者になる準備
著者がやってはいけない事、出版企画書、自分棚卸・・・
誰が、誰のために、どんな悩みを、どんな方法で、独自性
「難しすぎる・・・」
早くも心が折れかかり、疲労困憊の1時間30分でした。
いや、しかし、受講費をどぶに捨てるわけにはいきません。
最後に出版界のおやっさんが
「質問何かありますか?」と聞かれたときに、「何も知らない素人の普通の車椅子おばあちゃん」キャラの私は意を決して手をあげました。
「あの、何もわからないのですが、自分棚卸をするときに自分ではよくわからないので、コーチングとかって受けてみた方がよいのでしょうか?」
みたいなことをしどろもどろで聞いてみました。
(だって、ほんとに訳が分からないのですから)
すると、受講生のひとりのプロのコーチの方が「受けた方がいいです」と温かい笑顔で答えてくださいました。
「何も知らない素人の普通の車椅子おばあちゃん」キャラ成功です!
その方は、「つむちゃん」という青森のプロコーチで、2冊目の出版のために講座を受講されてる方でした。
つむちゃんのホームページです。素敵な方です!
http://ryomajuku.com
そしてその後、人生初のコーチング体験をさせて頂きました。
コーチングってすごいです。
今までこんなに自分の話をちゃんと聞いていただく経験はなかったのではないかと思います。
ほとんど知らない方なのに、いろいろ聴いて頂くうちに自分では気付かなかったことに気づかされ、頭の中が整理されていきました。
あらためて、自分の今までの人生を認められ、もしかしたら誰かのお役に立てるかもしれないと思えてきたのです。
この無謀な挑戦、ちょっと頑張ってみようかなと思い始めた車椅子おばあちゃんでした。