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車椅子おばあちゃんストックホルムへの挑戦物語#8

ストックホルム行きの航空券はとりあえず3日間キープにしました。
(最後の購入ボタンを押す勇気が出なかったのです)
ホテルはゆっくり探せばいいやと思っていましたが、
どうも落ち着きません。
海外旅行のツアーだってだいぶ早くから予約していて、キャンセルは出来ないことがほとんどですよね。

それなのに、まだもっといいところがあるかもしれないとか、
航空券の値段が少しでも下がらないかなあとか、
行けなくなるような事件が起こるかもしれないとか、
もしかして体調が悪くなるかもしれないとか、
大震災が起きて行けなくなるかもしれないとか、
戦争が起きるかもしれないとか、
考えていたらきりがありません。
何も出来ない。

だからもう決めちゃいましょう。
航空券は決済します。

そして、ホテルはどうしましよう。
『ストックホルムのホテル』で検索するとやっぱりブッキングドットコムが現れます。

車いす対応
専用バスルーム
低い洗面台
手すり付きトイレ
シャワーチェア
中心地からの距離1Km未満

にチェックを入れて検索開始。
表示された検索結果は、すご~く、とっても、予算オーバーです。
「ん~、どうしようかなあ」
立地条件を郊外にして、もう一度検索。
下へ下へスクロールしていくと
「ん?」
「安い!」
「なぜ?」

『シティスタジオ』って書いてあります。
なんだろう?
よく見てみると、キッチン付きの長期滞在者向けの施設のようです。
でも、バリアフリー設備は整っているようですし、車いす用のお部屋もあるみたいです。
「面白そう!」
「何より安い!」
2021年オープンらしいので、まあ新しそう、口コミも悪くないです。

航空券にお金がかかるので、贅沢は言っていられません。
中心地からはすこし離れているようですが、駅が近くにあるようなので、
とりあえず予約をしておきました。

方向音痴で、地図を見るのも苦手です。
大丈夫でしょうか?

で、リハーサルの沖縄旅行が目前です。
宅急便で荷物を事前にホテルへ送りますが、
「わ!たいへんだ!明日送らないと間に合わない」
さっき調べたら3日前に送らなければいけないことが判明しました。
沖縄の気候を調べたら最高気温は25~6度、最低気温も20~21度になっています。
「わ~い!あったかいぞ」衣替えなんかしていないので、半袖の服はすぐ出せます。

さて、現地のことはまだなにも調べていません。
那覇の近辺で、ご飯を一人で食べなくては生きていけません。ビジネスホテルの部屋で一人、コンビニのおにぎりと缶ビールで済ませることにならないようにしたいです。
那覇のビジネスホテルなので、『ゆいレール』に乗ってみようと思います。
沖縄県立博物館、首里城、DMMかりゆし水族館、(琉球バス交通という路線バスで行けるようです)国際通り、那覇空港のDFSも面白そうです。
『ゆいレール』はバリアフリー設備がされているようですが、
琉球バスは車いすで乗れるのでしょうか?
歩道など、道路の状況はどうなのでしょうか?
段差に阻まれ、立往生とか?
沖縄の方達と交流はできるでしょうか?

どんな旅になるのか、”楽しみ”と”心配”がなんだかんだと騒いでいる
車椅子おばあちゃんのインサイドヘッドです。

旅の様子は『車椅子おばあちゃんのひとり旅」シリーズで書くつもりです。


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