最後から2番目の「恋物語」じゃなくて「挑戦物語」です。57
夜中にふと目が覚めてしまいました。
どんどん意識がさえてくる中で、起きちゃダメ、スマホ見ちゃダメと無駄な抵抗をしていましたがついに抗えず・・・
画面のまぶしさに一瞬目を閉じ、時間を見ると2:36
ありゃー、電気を消してまだ2時間しかたっていません。
やっぱりね~
原因は心当たりがあります。多分そうです。
まあ、いいや
あきらめて、Audibleでも聴こうと思いました。
なるべく退屈そうな、難しそうなタイトルを探しているうちにますます頭がさえてきてしまいます。
「放浪記」が目につきました。面白そうですが、難しそうなので、きっと眠くなりそうと思いながら再生してみました。
なんだか投げやりな感じのナレーションで、でも言葉は面白くてついつい聴き入ってしまいます。タイマーの20分があっという間にすぎてナレーションは止まってしまいました。
でも、面倒なのでそのまま放置しておいたら、いつの間にか眠れたようです。
最近お出かけしていません。
猛暑やら、地震やら、ゲリラ豪雨やらでビビっています。
さらには台風が近づいてきて、引きこもり状態が続いているので、夜中に目が覚めてしまうのです。
天気予報を見ると翌日からは雨マークが並び、今日がお出かけの最後のチャンス!
大した用事もありませんが、とりあえず野暮用を書きだしお出かけです。
それにしても暑そう。
やっぱりやめようかな。
のろのろと支度をしながらバスの時間ぎりぎりまで悩み
ようやく電動車いすに乗り込みました。
「行ってきま~す」
妄想シェアハウス同居人の夫に声をかけ(もちろん返事はありません)外へ
日差しの強さに、急いで日傘を広げ、ヤドカリに変身。
坂道を下りバス停へ向かいました。
途端に心がスーッと軽くなります。
思わず聖子ちゃんの白いパラソルが口をついて出てきます。
ご機嫌に電動車いすを走らせバス停に近づいたとき強い風がぴゅーっと吹き
一瞬で日傘がお猪口になってしまいました。
日傘が飛ばされなくてほっとしました。
バス停からこちらを見ていらしたご婦人が、
「飛ばされちゃいますよねぇ、大丈夫ですか」
と笑顔で話しかけてくださり、そのあとずっとバスが来るまで会話が弾みました。
ありがたいですね、降りられるときには肩をたたいて「お先に、気をつけてね」と声をかけて下さいました。
これだからお出かけはやめられません。
1週間ぶりに電車に乗って隣町まで行き、野暮用をあれやこれやと済ませていると雲行きが怪しくなってきました。
これは危険、飲まず食わずで即行家に帰ります。
そして、お昼寝をきめこむ車椅子おばあちゃんでした。
お昼寝したらまた夜眠れなくなりますよ~
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