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車椅子おばあちゃんストックホルムへの挑戦物語#10

いいかげん、本格的にストックホルムの準備をしなければいけません。
先月の沖縄一人旅で色々と課題が見つかりました。

滞在ホテルについて
浴室   バスタブの有無、バスタブの深さ、シャワーチェアの有無、
    ハンドシャワー、水 栓の位置
トイレ 手すりの有無、便座の高さ、周囲のスペース
ベッド 高さ、ベッドガード(手すり代わり)周囲のスペース
その他  部屋のドア、照明やエアコンのスイッチ、コンセントの位置、
    電話の位置、
    窓やカーテンの開閉、電動車いすのバッテリー充電
立地   雨でも駅まで行けるか、ショッピングセンターが近くにあるか
などなど


45日間も予約してしまって、行ってみたら使えなかったとか、流石の私も喜んでいられるレベルのピンチではなさそうです。
真剣に考えなければ・・・

「行けばどうにかなるでしょう」的な私の性格を心配してか、色々な情報やアドバイスをいただきます。

『パリのパラリンピックに行かれた方は、バリアフリー用に改良されているお部屋でもやはりお風呂で大変だったらしいですよ』
”え~、そうなんですか!?”

『電動車いすのバッテリー充電について、海外に行く前に車椅子の業者さんに確認して大丈夫ということで行ったら初日に充電したら壊れてしまい、身動きできずにホテルで缶詰めだったそうですよ』
”いや、それは可哀そうすぎる!”

やはり質問一覧表を作って、英語にして、めぼしいホテルにメールしなくっちゃ!

それから、空港でのサポートがどこまで受けられるかANAに問い合わせをして。
荷物のピックアップが手伝ってもらえるならスーツケースを別便で送らずに済みます。

そしてスマホ、iPhone6なのでもうだいぶ古く、時々勝手にボリュームが下がったりします。向こうで壊れてしまったらアウトです。買い換えて行ったほうがいいかも。最近のスマホは海外へ行っても普通にそのまま使えるらしいです。

そして電動車椅子のバッテリーを長持ちするバッテリーに変えたい。いちど福祉事務所へ行って計画の説明をしなければと思います。

それから日本にあるスウェーデン大使館に連絡をして現地のサポートをお願いできる窓口を確認。

ポリオの会の会長さんにポリオの会のヨーロッパ支部の人たちと連絡を取り会えるか聞いてみる。
ストックホルム在住の障害者の人を探しておはなしもききたい。

どうせなら周辺の国も回りたいからそれも調べなくっちゃ、

あ、車いす用のタクシーもあるらしいから、予約サイト調べて、

それから、それから、それから・・・
わ~やることだらけで頭の中がパンクしてしまう!
こういう時は、とりあえず全部紙に書き出して、順番決めて、期限を決めて・・・
わかっちゃいるけど、ちょっと面倒、AIとか使えたらいいのかな?

せっかく有り金はたいていくんだから、ちゃんとしなくっちゃ。
と思いつつも「まあ、行けばどうにかなるでしょ!」
だって人が住んでいるんだし、その人たちは幸せを感じているっていうし
きっといい国のはず!

年が明けてから始めましょうと暢気に構える車椅子おばあちゃんです。
どう思います?


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