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tatu-kuu(車いすおばあちゃん)
2024年1月9日 21:49
行くぞ!産婦人科!家に2人の主婦はいらないですよねと思い始めたころリハビリでお世話になった先生から連絡がありました。「病院で受付のアルバイトを募集しているの、どうかな」「フルタイムじゃなくて、週に2~3日なんだけどね」仕事を辞めてしばらく休み、だいぶ気力も復活した頃でした、「行きます」「お願いします」またまた専業主婦は一休みして、嬉々としてアルバイトを始めました。やっぱり仕事
2024年1月10日 20:40
「おめでとう、奇跡だね」産婦人科ってどんな感じなんだろう若い女の人が大勢いるんだろうなみんなおなかが大きくて、幸せそうにキラキラしてるのかな そこへ車いすの私が一人で行ったら絶対に注目の的だよねなんて思われるんだろう 妄想や卑屈な考えがあとからあとから湧いてきて止まりませんあ~やっぱりやめようかな 就職はしてみて、ダメなら辞めればいい結婚もしてみて、ダメなら離
2024年2月18日 21:14
「ご当選おめでとうございます」「幼稚園なんて、行かなくったってどうってことない別に、それで人生がどうのこうのってなるわけじゃないしだいたい、まだ5~6年しか生きていない子供が社会に適応だの不適応だの関係ないでしょ何を隠そう、あなたのママは幼稚園どころか小学校だって2年生の2学期から行き始めて5年生と6年生はほとんど行ってないんだからでも、ぜんぜん大丈夫」と言ってあげたいああ、
2024年2月23日 17:24
「「当たって砕けろ」精神を心から後悔」今日は二女の年少組さんの遠足です一緒に動物園へ行きます。みんなはお母さんやお父さんと一緒にうれしそうにバスに乗りこんでいます。が、私は、バスには乗れません。いったいどのようにして動物園まで行ったのでしょうすっかり忘れてしまいましたどなたか付き添いのお父様にバスに乗せていただいたのかもしれませんもしかしたら、自分の車に娘を乗せてバスの後をつ
2024年2月29日 13:15
「がん細胞は出ませんでした」落ち着かない1週間を過ごし、再び大学病院へ「たしかに影が写っていますが、これが悪いものかどうかは組織を調べてみないとわかりません」「形があまりよくないので、ちょっと気になりますね」「胸に針を刺して組織をとる検査をしたほういいと思います」モニターの画像を見ながら先生から説明がありました。 「そうですか」「わかりました」心のどこかで「大丈夫ですよ」「