書く 書く。 とは、掻くか?古代中国の占い師が、亀の甲羅を引っ掻いて占ったのが文字の、始まりなのであろうか? 古代の人たちは、どんな思いを込めて文字(?)を掻いたものか? 文章を書くのが好きであったけれども、生活に追われてそんな暇が少しもない。 そんな暮らしを7年以上続けてしまい、書くことからとても遠のいてしまった。 その挙げ句、何もかも失って無一文になっていた。 唐突な話のようだが、私は齢55歳で無一文になってしまったのだ。仕事も家も失って、夜逃げして街を彷徨っ
やっと試験が終わった。 試験はネットで朝10時から21時まで受けらるのだが、昨日は重たい3教科だったから、勉強を粘りに粘って続けて、けっきょく終わったのはほぼ21時で、もう、さすがに疲れたので酒を飲んで寝てしまった。 noteの記事も書けないくらい疲れて、ベッドに寝転がり、久しぶりにぼんやりYouTubeを見ていたら、「山田五郎 オトナの教養講座」で『狂女フアナ』を扱っていた。 このフアナ女王はスペインでは「フアナ・ラ・ロカ」つまり「狂女フアナ」と呼ばれて、誰1人知らな
前回の記事にあるように、いま試験勉強に忙しく、短目の記事更新である。 今回の勉強は少し余裕をもって望める予定だったのだが、いろいろあって結局ギリギリの詰め込み型の学習になってしまった。先月の4連休の発熱だったり、地域の集いにまるまる2日参加したのが敗因だ。 詰め込み勉強すると酒を飲めなくなってしまう、勉強出来なくなるから。集中力がなくなってしまうのだ。 飲酒する時は、刺身とか肉とか割と豪勢なツマミを用意するのだが、家に篭って勉強する時は時間が勿体ないというか、節約するた
今週末と来週末は、またまた試験があって勉強に忙しくなる。教科としては、 11月9日は「医学概論」 11月10日は「ソーシャルワークの基礎と専門職Ⅱ」「ふくしと減災コミュニティ」 11月16日「知覚心理学」 11月17日 「日本史」「社会保障」「ヒューマンケアと多職種連携」 である。この中で「医学概論」をいま復習しているのだが、もちろん医師を目指している訳ではないのだからそんなに難しい内容ではないが、基本的な知識はソーシャルワーカーとしては不可避な教科だし、 それ相応の
最近、アニメ「ワンピース」の25周年記念作品として『ONE PIECE FAN LETTER』が放映された。 これは「ワンピース」番外編というか、主要キャラはほんのちょっとだけしか姿を見せない。ワンピース世界での「モブ」たち目線で語られる、もう1つのワンピースなのである。 モブとは、 >その他大勢のキャラクター、どこにでもいそうな特徴のないキャラの事 である。『・・FAN LETTER』では登場人物たちの誰にも名前すらつけられていない、海賊になることなんて夢にも思わな
26日の土曜、ある市民の集いに参加してきた。もしかして、地域に良さそうなコミュニティがあれば参加しようかと、模索中なのだ。 と言っても何かをしたいという明確な目標がある訳でもなく、ただ模索しているだけ、或いは種撒きしている段階なのである。 ソーシャルワーカー目指して勉強している所だが、今はソーシャル インクルージョン(社会的包摂)の考え方が重要なのだという。 これは、分かり易く言えばお互いに助け合い、支え合うイメージなのであるが、私の今の現状はそのような事とはまったく無
珍しく、4日連続の休みをもらったので、勉強の方も余裕があるし、気ままに都内をぶらつこうかと思っていたのだが、 休みの初日から熱が出て、それから休み明けまでずっと寝続ける毎日になってしまった。これは間が良いのだか、悪いのだか? 単なる風邪のようだが、最初は悪寒がして、出かけるどころか、酒すら飲めない。食欲もなく頭部を冷やして寝ているばかりだった。疲れも溜まって居たのかも知れない。 読書する気力も湧かず、YouTubeで柳田國男の『遠野物語』の朗読があったから、そんなものを
今は知覚心理学というものを勉強している。これは、どうして人はリンゴをリンゴとして見分け、認識する事ができるのか?という事を科学的に分析し、解明しようとする学問で(視覚だけに限らず、聴覚、触覚など他の知覚についてもだが)、この20年くらいの間に新たに判明して来た事が沢山あるらしい。 太古の昔、人が狩猟をしたり、木の実や茸を採集したり、そのような生態に便利なように知覚器官や脳は作られ、発達して来たのだろう。 人が事物をどのように認識するのかは研究が進んでいて、その理論はAIの
昨日図書館へ行ってジル・ボルト・テイラーの本を借りようと思ったら、1冊以外は全て貸出中だった。近隣の図書館数軒にあるほとんどが全部貸出中とは、思ったよりすごい人気で驚いている。 ジル・ボルト・テイラーについては私の記事「ジルの体験 ☆139」で書いたばかりだ。脳科学者のジルが、ある日とつぜん脳卒中になって左脳が機能障害を起こした時の体験を語っている。 左脳が機能しないのだから、半身不随となり、言語障害を起こすが、自己認知能力も希薄になり、自分と自分以外の世界との境界もなく
「ナショナルミニマム」というのは1897年にイギリスのウェッブ夫妻が初めて提唱したものだが、 簡単に説明すると、国家は国民の最低限度の生活を保障しなければならないという考え方である。 これは、つまり貧困者が増えるのは個人の責任ではなく社会の仕組みに問題があるという見方なのである。 いやいや、そりゃ甘い!!やっぱり個人の責任でしょう。などと考える人も居られるだろうが、 コロナとか、災害が起こったら個人が抗うのは難しいし、世の中が進歩して古い産業自体が振るわなくなった場合
最初にジル・ボルト・テイラーの事を知ったのは、養老孟司の本からだったと思う。 彼女は優秀な神経解剖学の学者であり、スキゾフレニアの兄を持ち、脳の研究をする日々を送っていたが、1996年12月10日、突然脳卒中になり倒れてしまう、彼女が37歳の時であった。 左脳の血管が破れ、その機能はだんだんと失われて行くのが彼女には分かった。右半身が麻痺し、言葉を失い、思考力も低下してくる、そのうち右半身は不随になってしまう。 脳科学者ジルボルトテイラー博士の右脳ワールド 助けを呼ぶ
最近、歴史の事ばかり考えていたが、いつの間にか気候も秋めいて来た。エアコンも一昨日から止めたままである。 歴史シリーズは今日で一旦区切っておこうかな? さて、20世紀を代表する哲学者、ガダマー(1900年~2002年)は、 「人間は歴史的な存在」だと言った。 これは、まずそうなのだろう。釈迦のような優れた人であろうとも、その生きた時代と地域性からは逃れられないし、もし絶海の孤島で1人で暮らしている人がいたとしても、そこへ行き着く前に暮らしていた社会の影響を受けて生活し
前回の記事では縄文土器や貝塚の画像を掲載したが、私は遺物、遺跡に関してはぜんぜん素人なので、実はあまり詳しくない。 発掘作業は地味過ぎて、興味はあったけれども、もっと歳を重ねてから手を伸ばそうと思っていたのだが、気が付けばもう還暦に近くなっていた。 時が経つのは早い、今やらなければ私には時がそんなには残されていないかも知れない、そういう気持ちも働いている。 さて、世界最古の土器は、何処から発掘されたか知っているだろうか?それは、青森県外ヶ浜町津軽半島 蟹田町の大平山元
松本人志が子供の頃、超人バロム・1に憧れていたと言っていた。或いは、誰かが自分をさらって行き、手術して改造人間(要するに仮面ライダー)にしてくれないかと空想していたとも時々語っていた。 恥ずかしい、まるでバカ丸出しだが、この気持ちはほぼ同年代の子供だった自分には良く分かる。男の子はみんな似たり寄ったり、子供の頃はおバカなのではないかと思う。 私はアニメの『海のトリトン』に憧れていた。海辺の町の、海辺で育ったせいかも知れない。『トリトン』は手塚治虫が原作だが、アニメと原作は
9月7日、ある遺跡発掘の発表会に行ってきた。一般市民に公開される入場無料の会だが、なかなか盛況で、先着100名の予定のはずだったが補助席を30脚ほど出していおり、最前列は関係者席として空席にしていたのも最終的に使っていたから市民の関心は意外と高いのであった。 で、たまたま時期が重なってしまったが、私は今日本史を勉強している。今年勉強する他の教科は全て終わってしまい、残ったのが日本史だった。なぜ残したのかと言えば、これはオンデマンドでなくテキスト2冊だったから後回しにしたに過
夏が終わってしまった。 今年の夏は勉強ばかりしていた夏だった。けれど勉強は楽しかったのだから問題はない。 先日、発表があって夏の試験はすべて合格していた。正直、ちょっと科目を欲張り過ぎて危ないのもあったのだが、何とかなったようだ。 嬉しかったので、その旨を姉にメールで「残暑見舞い」も兼ねて報告したら、すぐに返信が来て、姉はこの夏、同僚と軽井沢へテニスをしに行って、なんと上皇后陛下に会ったと言ってきた。 もちろん、遠くから拝見しただけに過ぎないが、SPが大勢いて、上皇陛