状況を打破するエネルギーが湧かない社内ニート~焦燥感、焦りの正体~

昨日から雨が止まず、急に寒くなってきたように感じる。
今朝も断続して雨が降っており、自分の中のネガティブ志向が増幅してしまうような雰囲気があった。
昼前、外を見るとすっかり晴天で、「いい天気で今日も平和。ありがとうございます。」と、残された余生を平穏に暮らしている老後のおじいちゃんのような感想が、28歳社内ニートの頭の中に浮かんだ。
自分の牙ははすっかり抜けてしまったのか、なんの気力も湧いてこないのか?

ビンの中のノミ

社内ニートやメンタルを病んでしまった状況を耐え忍んでいる人の中には、フタを締めたビンの中のノミ状態になっている人も多いと思います。
ノミはちっちゃい虫で、ジャンプ力は身長の150倍。それほどの能力を有しているにもかかわらず、ビンの中に居続けるとフタにぶつからない低いジャンプ力を覚えてしまうようです。

「自分の現状は自分で変える!」と根拠のない自信だとしても、自信があるだけで現状を変えることができるかもしれない、という思考が、最近すっかり無くなっていたようだ。その思考が無いことで、可能性をゼロにしてしまっていた。

動き出さない言い訳

社歴やスキル、メンタル、暇な環境、あらゆることを言い訳にして、転職活動をしていなかった。なんやかんや社内ニートの居心地がいいのかもしれない。
転職活動じゃないにしても、社内でやれることもあったのかもしれない。

つまり、現状を変える勇気が湧かない状態を自分で黙認していたのだ。

やりたいことを見つける、自分に合った仕事は何かを考える。これは大切だが、頭であれこれ考えて見つかるものなのだろうか?
クロロがスキルハントした様々な念能力のように、色々な言い訳を引っ張り出して現状を変えようとしていないのでは?と思い始め、今noteを書いています。

勇気が湧かないのは悪いことではないと思います。時には、会社に出社するだけで精一杯、一日を乗り越えるだけでも精一杯な時期もあります。

焦燥感、焦りの正体

この人生の夏休みのような社内ニート期間に浸かり続けることで、次に動き出すときには、どんどん自分の可能性にフタをしてしまうのではないか、活力のある自分にどんどん制限をかけていってしまうのでは、と怖くなってきました。

この怖さは、自分の抱いている「焦燥感」や「焦り」の原因だと思う。
つまり、その原因が分かったということ。
分かったというか、気づかないふりをしていたのだろう。

  • 自分の可能性にフタをしてしまうこと

  • 活力にみなぎる自分を忘れてしまうこと

気づけば今年も残り2か月。本当に1年はあっという間だなと。
今のままでは、来年も同じ状況だろうが、ここで気づけてよかったと思う。

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