バナー
今日日のフィギュアスケートでの応援バナーは、選手ひとりにつき1デザインを販売・購入してそれを用いるってのが主流になっているようで。
幸か不幸か、会場の席はかなり空間があるので、ひとりのバナーが威圧する…って事もないのでしょうけれど、皆が皆同じものを使うのって、羽生ファンは多分苦手ですよね…かくいう私も盛大なアレルギーがあります。
特に某事務所の、あの先端が鋭角的な独特のフォントを用いたそれは、印刷で色が変わってもおぞましい印象しか受けません。
あの禍々しさはなんなんですかね。ホント邪悪さしか感じないわ。
一方、羽生君のファンは多種多様なジャンルの方々が幅広くいて、中でもプロアマ問わず〈絵師〉が多く、それぞれの絵師様に固定ファンがおられ、そういう方に依頼したり、手芸が得意な方はお手製のパッチワークを用いた素敵なバナーを持参したりで大層華やかで美しく、愛らしかったです。
羽生君はそういうバナーをよく見てくれていました。
私は残念ながらその恩恵に与る事なくアマ時代が終わってしまった。
(コロナが無ければ、ワンチャンあったというのはここでだけ)
拙絵師な私に光栄にもお声掛け下さり、描かせて頂いたバナーも幾つかあります。自分用に描いたものも勿論あります。
北京五輪の時には、天地様を描いてネップリ登録したところ、中国本土の羽生ファンのお嬢さんが私の絵を印刷してくださり、これまたコロナがなければ会場に持って行ってくださる筈でした…と言う訳で私個人としてもコロナは大層憎たらしいウィルスです。
それでもご自宅に他の絵師様のバナーと共に貼って試合を応援してくださって、それが僅か数秒でもTVカメラに映ったのが、映像として残った私の大切な記憶となりました。
プロ転向して、羽生君のアイスストーリーではバナーは振らない方がいい気がしていて、それは羽生君の物語を阻害してしまいかねないと危惧するからでして。でも、アンコールとか、最後の周回とか、そういう時には思い切りフリフリして良いと思っていたり。
たまアリでもきっとフリフリされると思います。
世界観を阻害しなければ全然思いの丈でフリフリして良いと思いますのでね。そんな時間があります様に。
因みに、GIFTの時のフラッグは良かったですね。あれはバナーの代わりに設定したものなのかどうか分からないけど、映像でフリフリされるフラッグは確かな存在感があって、ああいうものなら威圧もなく、とても素敵でした。
RE_PRAY ではどんなグッズが販売されるのでしょうね。
フラッグ的なものが今回もあるのかどうなのか。
とにもかくにも楽しみです。