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私のパレード 

ハルカミライというバンド。
私はこのバンドのおかげで今生きれている。

今ちょっと堕ちつつあるのでここに記していこうと思います(°▽°)

39degreesとハルカミライが初めてのライブだった。
元々、ハルカミライの曲はよく聴いていてヨーロー劇場も武道館も行きたかったけど、他のバンドのファンクラブ(現在進行形)に入っていたので、他のバンドのライブに行くのはファンとしてどうなんだろう、、、しかもワンマンで、、
という後ろめたい気持ちと意味のわからないこだわりのせいで中々チケットを申し込んでは取り消しを繰り返していて中々行けずにいた、、笑笑

お金もないしね、、笑笑笑笑

ただやっぱりいつかは行ってみたかった。旧青鳥で「ハルカミライやばかった」「かっこよかった」とたくさんのツイートを見る。それを見るたびに、あぁ自分も行きたかったなといつも後悔していた。

そんなこんなで、2024年4月、大学2年生になった私は、今まで生きてきた中で1番墜ちていた。

今まで学校にも普通に行けていたし、ダイエットして自分磨きしたり、まぁそこそこ充実した日々を過ごしてたと思う。

ただ、3月半ばくらいから過食が急激に酷くなり、体重がどんどん増えていった。

体が浮腫んで、肌が汚くなって、外にも出たくないし、人に見られたくない。外に出ると人の目が気になって、みんなが自分のことを見ているようですごく嫌だった。だから学校にも行けなくなった。下剤を飲んで、お風呂で水分抜いたりしたけど結局は食べてしまう。
親からも痩せろと毎日長文でLINEがきて、それがすごくストレスで、ずっと部屋に引きこもってた。

人生で初めて、生きている意味ってなんだろう。
死んでもいいんじゃないかと思った。

こんなに無理して高い金払って学校行く意味も、自分のしたいこともわからない。学校も辞めると親に伝えていた。

まあ、そんなこんなでずるずると、時間だけがすぎていった。

そんな中39degreesとハルカミライの対バンのライブが当たった。

小箱は何度か申し込んでいたけどいつも落選だったので、今回もまあないだろうと思っていた。

でも当たった。しかも整理番号12番!

初めてのハルカミライ。場所も新宿だし、単番だったのですっごく緊張した。整理番号12番だったけど実際入れたのは4番目くらいで、1番前のど真ん中!に立つことができた。

トップバッター!39degreesから始まる。
39degreesも初めて見たけど、すっごくかっこよかった。事前に予習してきたけど、全部英語だし、正直歌詞の意味とか、知らない曲もたくさんあった。でも最初から涙が止まらなくて、もうすでに顔も体もぐちゃぐちゃになってしまった。

耳が壊れるんじゃないかっていうくらいの音、自分が思う想像以上のダイバーに潰れてすごく痛かった。
うわなにこれやべーな!って思いつつもなんだかすごく楽しくて、清しかった。

(赤髪の方どば師匠にめちゃめちゃ似てたな、、)こんなことはどうでもいい!!笑

そして、ハルカミライの登場。

初めて見る学さんは近すぎてびっくりした。39degreesの時点で泣きじゃくってしまったので、ハルカミライでは喉も目もカラッカラの状態だった。会場も一層盛り上がったのでダイバーの量もえげつなくて、

とにかく熱い!狭い!痛い!

潰れて前は見えないし、最初はとにかく音楽を聴いているというより自分の身を守ることに必死だった。自分が思っている想像以上に激しくて、激しくて、何度も言うが熱い!笑
一瞬たりとも気が抜けない状況。

ただ、

すごく生きている心地がした。
ここではなんでもできるような気がした。
なんでもしていいような気がした。
自分はここにいる、生きていると実感できた。
大きな音と人の上に乗っかってくる人、人、人。 
痛くて前を向けない。
でも、すごく暖かくて、優しくて、嬉しかった。
学さんの優しくて強い声、そして、ギター、ベース、ドラムのドクドクする音が私の心に響く。

そして、「世界を終わらせて」が始まる。
サビ前の

あぁ僕のこと君のこと

いきなり涙が止まらなくなってしまい、過呼吸のようになってしまった。
自分でもわからないくらい涙が止まらなくて恥ずかしかったまである。
そしたら、こんな自分に学さんがこちらに来て頭をトントンとしてくれた。余計に涙が溢れてしまった。
今度は隣にいた方が、「大丈夫!」って笑顔で伝えてくれて、後ろの人は潰れてる自分の肩を持ち上げてくれたり、トントンと肩たたいてくれた。
周りにいた人が支えてくれて、励ましてくれた。
余計に胸が苦しくなって、今までの感情がぐっちゃぐちゃになった。

生きていることがわからなくなり、自分の情けなさに反吐が出る。自分が嫌で嫌で嫌だった。
誰の声も聞こえないし、聞こうともしない。
自分も他人も嫌。毎晩泣いてこれがいつまで続くのだろうとこわかった。
ここに来るまでも、人の目が怖くて、行かなくてもいいかなとかも考えた。

でも、率直に、行ってよかった。
救ってくれた。
頑張ってみようと思えた。
背中を押してくれた。
少しだけ自分に自信がついた。

あの空間は、間違いなく私にとってのパレードだった。
漢臭くて暑くてしんじまいそうなパレード。
でも私はそんなパレードが大好きだ。

居場所を見つけてくれてありがとう。
激しくて、どこまでも熱くて、どこまでも強くて
世界で1番かっこよくて優しいハルカミライが大好きだ。

ハルカミライだけじゃなくて、あの時潰れてた自分を起こしてくれて、励ましてくれた方に感謝しでもしきれない。救ってくれてありがとう。


まだまだ、堕ちる時もあるし、生きていることがわからなくなることもある。でも、今の自分にはハルカミライというヒーローがいる。
だから、少しだけちょっとずつ頑張っていこう。

ハルカミライは私にとってのヒーローです。
ありがとう。
これからも私を支えてください(^ ^)

最後に、、大体全然知らないバンドだと自分の場合は、少し退屈になってしまうことがあるのだが39degrees。めちゃくちゃにかっこよかった。
また見たい!こんなふうに思ったバンドは初めて。また、支えになる音楽が増えた(^ ^)

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