カルドセプト、AC6アセンブルで気づくカスタム系ゲームが苦手な人の思考と解決策

別にカスタム系に限らず、なのかもしれないが、こういったゲームに詳しく触れてこなかったことで苦手意識もあり、こういう風に書いてみた。
カスタム系のゲームでまず大きな障壁は、膨大なパーツをいかに組み合わせるかという難易度が高いことだ。(ちなみにこれは最近リリースされたポケモンカードポケットを遊ぶとかなり敷居を低くしていることが分かる。)

・要素が多すぎて理解を自然に諦めると、過去のゲーム体験から攻略法を導き出そうとする
カルドセプトにしろ、ACにしろ、各パーツの意味を理解し、どう戦いたいかをイメージしないと楽しさが理解できない。
苦手、できないという人はそもそも知識がないところから始まる。そこで自由に組んでいいよと言われると、自分の過去の経験や知識を引っ張ってきてそれに無理矢理当てはめようとする。
例えば自分の場合は、編成といえばドラクエのRPG、パーティの役割分担は理解できるが、武器や防具はただのパラメータアップでしかない。
そういう人がACをやれば、防御力と体力しか目がいかないし、カルドセプトをやれば、やはり攻撃力、体力、装備系アイテムに目がいく。

・問題点を局所的に見がち
ACで、体力が削られがちだから重装甲で行ったら脚が遅すぎて追いつけずに倒される。カルドセプトで侵略時にやられがちだから強いクリーチャーを編成するも何故か勝てない。自分がその場その場で感じる問題点をその場あたりで解決しようとしても実は勝ち筋を知らないと勝てない。
カスタム系ゲームは、自分の戦闘スタンスを明確化することが大事なのは当然だが、戦闘スタンスを明確化するには、知識が必要で、勝つために気をつけることを学ばないといけない。
つまり、何がしたいかを意識したくても、そもそも知識がなければどうしたいかは分からない。

いつもコンビニで買い物する人が、少し遠いスーパーに行ってみたらコンビニより安かった、ということを知って、初めて節約のために安く買うか、時間を惜しんでコンビニで買うかを選べるように。

・まず勝ち方を学ぶ
ということで、これ系のゲームはまずゲームルールで勝つための知識を得る必要がある。
それはなるべくゲーム内で得られるのが望ましいし、センスのあるプレイヤーなら自然と勝ち方に気づくが、そうでない人も大勢いる。(だからこそこういうゲームはニッチなのだが)センスで分かる人は論理的思考に秀でた人かもしれない。でもそこで諦めなくてもよい。ゲームの勝ち方から学べることもたくさんある。
そういう時は、まずユーザーがまとめているブログや動画で学ぶ。
自分で気づけなくて悔しい時は、自分のプレイパターンや何に気づかなかったかだけ心に留めておく。(それが初心者が躓きやすいポイントということだ)

当たり前たけど、子供だって最初から戦略やら組み立てやらができるわけじゃない。攻略本やら周りの人から聞いてやり込んで得意な戦法とかを身につけて体系だって遊べるわけで、本当に初心者なら勝ち筋をまず知ることが大事。そうやって全体像がなんとなくつかめてから、どう勝ちたいか、カスタマイズしていこう。
まずはゲーム内知識を身につけることを最優先に考えていいのではないか。

なんかここまで書いてたら仕事の話みたいになってきた、意外と仕事にも使えそうである。
特に企画は物事の良し悪しをジャッジする場面がとても多い。いい判断をするために、何が問題なのかを気づけていないのは単なる知識不足(経験にも置き換えられる)だったりする。
最初から気づけなかったら、知識や経験で補える、今新しい考え方を学んでる最中だと自分に言い聞かせて学び続けること。

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