カラスとの対話
クリエーター名を変えることにした。
それは、とある理由で、ソンミンの姓名判断をしてもらったら、何とその答えが「最悪、最凶」だったからだ。
無論あまりそういうことを気にしない僕ではあったが、まあそれも悪くないか、と急に軽いノリになって、考えて考えた挙句、結果はカラスのヤータンとなった。カラスのヤッターマンでも良かったが、悪ノリはいかん、と自らを戒め、この名前で決めた。
僕がカラスに特別思い入れがあるのは、僕が中学生だった時の、とある出来事に遡る。
ある日道を歩いていると僕は黒い物体が道路に横たわっていることに気がついた。近づくと何とそれはカラスの死骸だった。
そこは野良猫も多いところだし、車も結構通る。
僕は突然カラスがこのままでは大変なことになると、疑うこと無く信じると、カラスの死骸を抱き抱えて走り出した。そして公園の茂みを見つけると穴を掘ってそこに埋葬したのである。
そんなことがあってから、僕はカラスに妙に親近感を持つようになり、カラスを近くで見かけるたびに「元気かい?」と声をかけるようになったのである。
公園でベンチに腰掛けたりしているとき、そばでなんやらこちらをうかがっているカラスがいたりすると、構わず昨今悩んでいることなど相談したりする。
まあこんな話を人にすると引かれてしまうことが多いが、それでも僕は信じている。彼らは尊ぶべき存在であると。
旧約聖書には預言者エリヤが神の命を受けたカラスに養われるという話が出てくる。
日本の八咫烏伝説もそれに近い話だ。
というわけで、これからはカラスのヤータンと名乗らせていただきます。
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