2023-24 ドラフトを終えて & Mリーグチームを作ってみた ver.1.1
(ところどころで敬称略。ご容赦ください)
前半はMリーグドラフトを終えての手短めな感想をまとめました。一応私の予想はドリブンズの佐月さん⇒浅見さん以外の6名は当たっていました。と言ってもゆうせーさんと全く同じ予想だったんですけどね。
後半は麻雀遊戯王さんの企画「Mリーグチームをつくろう(略称Mつく)」のパクリで、今回指名されなかったプロの中から私が4人選んでチームを作りました。こちらは「選ばれなかったプロ達について」と題して書いてもしんみりしてしまうしなってことでこのかたちにした超おまけですが、ぜひ予想して楽しんでみてください。結構マジで考えました。
ビーストJapanext
指名選手はこれでもかというくらい事前に出回ってしまっていたリーク?予想?と完全に一致していました。まあそれはいいとして、指名順は非常に興味深かったです。細かいことのように見えて結構重要なことだと思っています。以下は私が勝手にこう考察したに過ぎないのですが。
まずはさるるを第一指名にしたこと。雷電が瀬戸熊さんではなく萩原さんを第一指名にしたことで雷電のカラーが出ているように、Dを第一指名として「ビーストはDを中心としたチーム」とすることもできたと思うし、そうなる可能性は高いんじゃないかなと思っていました。この4人の中で麻雀プロとしての経験が最も長いのは言うまでもなくさるるなので、それを尊重しているように伺えました。(瀬戸熊さんを第一指名にしなかった雷電は悪いとかそういう話ではなくて、どちらのカラーで行くか?でこちらを選ぶチームなんだなと思って観ていた、というだけの話です。)
じゃあ第二指名がDなのかなと思いきや、ここで千…菅原さんだったのも意外でした。これもオーディションで自ら指名権を勝ち獲った菅原さんへの最大限のリスペクトを感じました。だって指名順が①さるる②D③中田④千瑛だったら先の3名が絶対的に固定されていてオーディションは「最後の一枠」感がもっと強く見えてたでしょうよ。特別枠であるはずの菅原さんをわざわざ第二指名にしたのにはそういった意図もたぶんあるんだろうなと思いました。
ビースト運営さんはオーディションの時から作りが丁寧で、プロへのホスピタリティが高くて良い環境なんじゃないかと思っていました。指名順一つとってもやはりその印象は変わらなくて、それにプラスして大人の事情とか大規模な狙いがあって、どうしようもない部分や変えられない部分もあるような二面性をドラフトの指名からなんとなく感じました。
書き過ぎやなMつくまでたどり着かないやろ…。
個別は前のnoteでも書いているので割愛気味に。
猿川真寿
個人的に好きなので第一指名で嬉しい限り。
指名された直後に出されたnoteを読んでも「らしい」感じが詰まっていました。石田さんのツイートも微笑ましかった。
キャラが好きって感じで麻雀は最強戦とRTDくらいしか観たことないんだけど、「理」で固められた人よりも多少流れ論者だったり高打点主義者だったり、たまによくわからん選択をして沸かせるくらいがビースト=「野生」っぽいなと勝手に解釈していて、まさにそんな感じの印象を持っている。
麻雀全然関係ないんだけど、私がさるるのこと好きなのは妻がいて子がいて家庭があるのは自分と同じなんだけど、関係性が自分と真逆だからなんだろうなって思う。
私は妻と仲が良くてめったに喧嘩もしないし、正直かなり献身的な方だと思う。たぶん。一方さるるはこれらのnote無料部分だけでも面白いので是非読んでほしいのだけど、石田さんと喧嘩しまくるけど仲がいいみたいな、そんな関係性を築いている。それが憧れ?とはちょっと違うけど、一見リスクあるようにみえてバランス成り立っているのも素敵だなあと思うというか、ポジティブに思える部分が多い。上手く書けてないけど、シンプルにお互い頑張ろうぜみたいな感覚かもしれない。
あとは前のnoteにも書いたけど好感度気にしていなそうなところが今の時代珍しいから好き。てかこのキャラでTwitterのヘッダーがお子さんなのも可愛い …って全然割愛してないな。
菅原千瑛
当たり前なんだけど、今回指名された7人(すくなくともビーストの4人)の中で、指名されたことに疑問の声が一番少なかったんじゃないかと思う。まあそりゃあそうよ唯一オーディションやったんだから。オーディションでギリギリまで競っていた相手の啓文、そして堂岐と内田さんも3人とも強かったから、その中で数々あった選択をクリアしていって勝ち切ったことの価値が高く、当然納得性が高い。
ふわっとしているように見えてコメントの随所に芯があるところも好きなんよな。ビーストファイナルの合間と最後のコメントとか、特番で紹介された自己PR動画(下記ツイート中リンク動画の前半)、観てない人は是非観てほしい。もっと好きになれるから。
千瑛…好きだ…。は本当にそうなんだけど、好きだからこそ魅力的なところをしっかりと伝えたいので、今後のnoteでは感情表現はできる限り控えめにして、できるだけ内容重視で紹介できるように善処したいと思ってはいます。他の選手について触れるターンが来なくなるねん。
鈴木大介
前述の通りで第三指名なのは意外だったけど、たぶんこっちの方が一位指名されるよりもやりやすいと思う。背負いすぎ無くていいし、Twitterを観ている感じのびのびやれる方がDの良さが出そうだから。
ドラフト当日でも昨日見たアニメの話をツイートしている不敵な感じ、いかにも勝負師って感じで私は好きだし、この風貌でアニメの感想をツイートしているのもユーモアがあっていいと思う。Twitterだけを見ていても要らんものはしっかりスルーしていて巧者感があるし、総じてこのおっさんは生活の中でも盤面が見えている感じがする。
どう転んでも注目されるし、何しても良い感じがあって、何してくれるか結構期待している。
中田花奈
前回noteでは中田さん指名だけはうーん、て内容を書いたので、やはり指名されたときもうーん、て感じでした。
もっと詳しく書くと、私の中で中田さんの「芸能人」としての評価はむちゃくちゃ高いです。正真正銘のアイドルなので、比べるのは大っ変失礼ですがMリーガーでかつグラビアもやっている岡田さんや高宮さんと比べても桁が2つか3つくらい違う印象です。
そもそも歴代の乃木坂(といっても最近の人は知らないのだけど)の中でも、私は中田さんが一番タイプです。次が橋本奈々未。いやそれはいいわ。
それくらい「格」が違う芸能人だと認識しているからこそ、麻雀の内容へのハードルが非常に高いと思っていて、失敗した時のリスクを心配しています。
「ダメだったら2年で変えればいいだけじゃん」的な意見もあるけれども私はそうは思わなくて、中田さんが少し残念な形でMリーグの場を去る展開は個人的な感情として観たくないです。そりゃ乃木坂で一番好きなんだからそうよ。中田さん本人もだし、観ている我々だってずーんって感じにならないといいなあ、そのエンタメは要らないなあと思うわけで、そうならないといいなあは心配。
なんだけども、ビーストのファンイベントがあったとして、そもそも千瑛がいるだけで既に行くのに、かなりんもいるってなったらそんなのやばいだろ。それはもう話は別よ。だから集客効果的には見合っているどころの話ではないのは間違いないです。
ポイントになるのは一周してさるるだと思う。難しいことを求めないで、東城さんとか高宮さんみたいなまっすぐ行くタイプの麻雀が良いと思うので中田さんにそれを教えられるかどうか。最強戦で数回しか観たことないけど、真面目で勉強熱心で、まっすぐ行くのは向いているように思う。
ビーストの幸先はそれにかかっている気がする。
イベントは絶対行きたい。
セガサミーフェニックス
ビーストが醍醐の方のDは選ばなかったことによって醍醐さんを選ばない理由がほぼほぼないので、指名は順当。それもだけど近藤さんが監督というポジションであの場で座席して指名していたことが、新しいフェニックス体制として何よりも重要だったように思いました。
赤いふんどしじゃなくてスーツ着てて良かった。
醍醐大
そのあとのドリブンズが話題性高かったので、私ですらドラフト終わってから数分、醍醐さんのことがすっかり頭から抜けていました。いや逆に考えるとそれくらい順当だったということ。
醍醐さんはビーストのファイナル(もう何回も観ている)の解説をされていたけどもう貫禄が違うし言うこと適格でダイジェストでもそのままセリフが何か所も使われているし、これだけ的確に表現できるあなたがなんでMリーガーじゃないねんって一周して笑えてきていました。
もう何年もMリーグの舞台で醍醐さんの麻雀が観られないことの方がおかしいって言われてきていたと思うので妥当です。
そういえば醍醐さんだけMトーナメントが残っているのか。いい前哨戦にできるといいですね。
エゴサ力は高め。
赤坂ドリブンズ
前回noteにも書いたけど監督のインタビューでのネタバレ度合いが絶妙で、ちょうど2人か3人まで絞れるくらいの内容だった。監督が語っていたドリブンズが目指している像自体は賛否両論だったけど、その基準と今回選んだ二人が相違していなかったから、ドラフトに関しては否の声は全く無かったように思うし、むしろ面白くて納得できる人選で一転して評価が上がったようにしか思えなかった。
来期のMリーグが面白くなるにはドリブンズがどうなるかは結構大きいと思うので期待。
浅見真紀
確かにそうだわって(渋の予想を聞いていて)思いました。浅見さんはMトーナメントでの実況とその際に須田さんがご紹介されていた下記の大変すばらしいnote、そして旦那の印象が強いのですが、申し訳ありませんが対局はほとんど見たことがありません。
特にお子さんがいる人にはこのnote読んでほしい。
実況の時の塩梅とnoteから表現力の高さは十分わかるので、なるほど確かにこの人も越山監督がインタビューで示していた条件に当てはまるなあと思いました。瑞原さん佐月さんと同じような聡明で表現力が高くて映像化されるほど魅力が伝わるプロじゃないかと思います。好感度も高いしドリブンズの方針転換としてかなり納得度が高い選手を選んだなと思いました。
太くないお
確かに監督のインタビューを読めば読むほどこの人しかいないなと思っていたので、やっぱり!という感じでした。しかしそもそも選ばれたこと自体凄くて、やはりプロ入りもDみたいにスカウトから始まっているのかなとか、今後聞きたいことが山のごとし。東大理一からの医学部転入、天鳳位3回と能力が多方面に高すぎてもはや訳が分からない。特徴が濃いが故に、ないおとんを指名したことで監督が作りたいドリブンズの世界が具体化してより分かりやすく納得しやすくなったようにも感じました。だから選ばれたないおトンも理解してもらいやすくなった監督、そして楽しみな我々視聴者とWin-Win-WInになる選択でしたね。
ドラフトパートは以上です。
「Mつく」始めます
地道に努力してきたプロやタイトルを獲得したのに惜しくも今回選ばれなかったプロの中から、私が独断と偏見でチームを作って発表します。
これやって何になるんやって感じですけど、いやほんと労いくらいにしかなりません。そりゃそうよそんなもんよ。
割とガチで考えました。事前にお伝えしておくと、いつも宣伝している佐藤芽衣さんは指名していません。
また、安藤りなさんと木下遥さんも本格的に悩みましたが指名していません。それくらいガチめです。なんか思っていたのにと違ったらすみません。。。
それでは第一希望選手から第四選手までまとめて入力します。もちろん男女混成チームの規定にも従います。
(カチャカチャカチャ…)
はい、できました。
第一指名選手
いくで?
できればチームをまとめる第一指名は30代の脂の乗ったプロや若手よりもベテラン枠から選びたい。ベテランの中でちゃんと強くてMリーグで戦っても勝ちそうで、チームをまとめたりアドバイスできる人を考えた時に、この人しかいないと思いました。
昔からの忍田さんの麻雀を観ていたわけでは全然ないので恐縮ですが、ここ数日のMトーナメント、麻雀最強戦での数回の対局でTLをこれだけざわつかせていたのは異常です。肩透かしじゃなくて本当の意味で勝てそう。
あと猫っぽくて可愛いので、啓文みたいな感じで忍田さんも愛される選手になると思います。
第二指名選手
さすがにそうよ。
森井さんが渋川さんを指名した時に言っていた言葉をそのまま送りたいです。もうなんか5月6月はどれだけタカキ観るねん…てのは麻雀番組いっぱい観ている人は誰もが思った事でしょう。IKUSA準決勝、ヴェストワンカップブロック首位ベスト16から辞退、ビーストオーディション3位。最強戦逆転優勝。Mトーナメント予選突破。活躍し過ぎよ。これで平日は社会人って化け物かよ。確かに体力と筋肉が要るわ。
無名の頃から配信を地道に続けてきたうえ、自分が出ていない番組や敗退した番組でも引用RTをかかさないのが本当偉いよ。森井さんと全く同じだけどこういうプロを評価したいし、評価される仕組みになってほしい。それだけではなくてしっかり強いことももう「六萬」の二文字で伝わるくらい浸透しているし。諸々込みで選ばないわけがない。
ここまでは手堅い。
第三指名選手
もう夫婦でMリーガーになっちゃおう。
協会A1所属のブロッコリー🥦にしてドリブンズから指名された浅見さんの旦那。
出産直前に「やじーが四暗刻つもったよ!」とエールを送っていた張本人です。
浅見さん対橘さん🥦の夫婦ブロッコリー対決が実現したら「4対1!ここで散るのか橘!浅見にはあるよ勇気と才能が!俺はさながら有機野菜農家!」みたいな野菜で韻踏んだ実況聞けるんかな。
第三指名選手は祝福的な意図強めで選んじゃいました。このタイミングで雀王獲っちゃいなよの激励も込めて。
何にせよひとまず、浅見さんのMリーガー入りおめでとうございます。🥦
ついにあと1人です
第四指名選手
この人しかいないと決めていました。
やっぱ欲しいよ。うちにくれ。
主軸なので指名しないわけにはいきませんでした。もうほんと最悪、ビーストさんと交渉がまとまらなかった場合は2チームを掛け持ちしてもらって両方の試合に出てください。
以上、もし私がチーム監督であれば、下記4名を指名し、交渉権を獲得します。
・忍田 幸夫
・浅井 堂岐
・橘 哲也
・菅原 千瑛 *兼ビーストか要交渉
おわりに
さいごに、タイトルホルダーが今年選ばれなかったことと、去年のドラフトで指名された3名について
これ「短期で実力ガー」の人たちが沸くと面倒なんだけど、「タイトルホルダーの価値がー」ってのはこんなことくらいで全く思っていなくて。真意としては「去年のドラフトの3人内容は良かったしセミファイナルの活躍で充分強いのは分かったから、今年はレギュラーシーズンで結果がつながると良いね」です。
なぜならパイレとサクラはレギュラーシーズン6位以内に入ってセミファイナルに進出しないと誰かをクビにしないといけなくなるからです。
番組的にはこの2チームに不運が続いて敗退ラインを彷徨っていた方が、何なら敗退した方が盛り上がるのはそうです。今回ドラフトで選ばれなかったけどMリーグで観たいプロはまだまだまだまだいっぱいいるので、循環を良くするためには入れ替えがあった方がいいです。
いやそうなんだけど、その場合誰かが悲しいことになるわけで、直近で考えるとリーチが掛かっている2チームにはそうなってほしくない。という、大きな矛盾を孕んでいるよなあというとてもうーんて思ったっていうツイートなんすわ。
最後に全然違う話になった気がした。
ドラフトと「Mつく」いかがでしたか?
ぜひ感想お聞かせください。
終わりです
おやすみなさい
ここから先は
タイトルの序破Qてのもだいぶ古く感じられるようになったなと思いました。2023年5月~シーズン開幕までに書いたnoteがまとめて読めるマガ…
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