元彼と私の記録
脱線してしまいますが
ちょっと書きたくて書こうと思います。
ちなみにトップ画像は
過去に私が書いた、もぐらの絵です。
今までずっと
もぐらって鼻がドリルになっていて
ヘルメットみたいなのを被ってるって
大人になっても思ってました🤔
何度かTwitterで自分の
【過去の恋】の話を書いていますが
noteだと文字数オーバーとかも無いので書いていきます。
◆過去の恋
私は20歳から31歳?32歳?くらいまで
同じ人とずっと付き合っていて
本当に濃い20代を過ごした気がする。
その時の出来事を書きます💪
2つ年上の彼は
アメ車に乗っている服装はメキシコスタイルな人。
YESとNOがハッキリしていて
優しくて、いわゆるイケメンでモテる人だった。
当時の私はメイクも髪も服も
ド派手で目立ってナンボでしょ⁉️
な人だったから
二人で歩くと目立ちまくりだったなぁ…
なんて思います🤭
そんな彼のことが大好きだったし
浮気もどきも沢山されたし
そのたびに、浮気相手と
クラブや道で揉める事は頻繁にあって
今考えると私は
根っからのどっかの部族の戦士みたいな思想だなぁ。と思う。
根はチキンなのに
やられる前にやる!!
そんなサイコパスな私であった。
◆病気?
彼と付き合って気持ちのすれ違いもあったけれど
ちょうど私が25歳になり
リアルに結婚を考え出していた時に
突然、彼の腰・もも裏・膝裏に痣が出来た。
乾燥していて赤や紫の痣。
初めは、腰がベルトとかと擦れてたりして
痣になってるのかなぁ?
太ったからかなぁ?
…と安易に考えていたけれど
一向に治らないので
嫌がる彼を連れて
町医者に行くけれど病名は分からなくて
[インキン?タムシ?のトビヒ?]
かも知れないと言われてビタミン剤を飲んだり塗り薬をしていたけれど全く改善されず
海外旅行もしていた事もあり
[HIV]や[性病]の検査を勧められ彼も私も受けることになる。
私も彼も、全て陰性だったので
結局、答えが分からずに
彼は大きな病院に変わり
診察を受けに行くことになり細胞診をする事に。
◆病名
彼の組織診の答えが出る日
私は社内でミーティングが行われていて
ポケットに入ってる携帯がずっと鳴っていて
「もぅヽ(`⌒´)ノ」ってなってた。
着信相手は彼からの鬼電だった。
折り返し電話をかけたところ
病名が出たらしく
[皮膚B細胞リンパ腫 菌状息肉症]
と言われて、聞いたこともない病名に
???
となってしまい
「今忙しいから、よく分からんし、もう切るで!!」
っと私が言うと
彼から
「俺、癌って言われた」
…と。
そのまま後で会おう。となり
その後のミーティングでなんの話をしていたのか全く覚えていない。
翌日は土曜日で
今回の自分の告知の時と同じように
会社の代表に電話をして
今の状況と休暇が欲しいことを伝えた。
会社を辞めるかもしれない事も考えていた。
◆菌状息肉症
菌状息肉症の情報が当時はとても少なくて
医学書を読んでも半ページしか載っていなかった。
放射線では無く紫外線で光線療法をする。
ステロイドを塗る。
そもそも罹患してる人が欧米に多いようで
日本人は少なかった。
生存率も定かではない。
進行が遅いから気づかずに一生を遂げられる方もいる。
だけど、進んでいくとかなり厄介な事になる。
私は
彼の病気は私が治さないと‼️
と食生活のバランスや
飲み物やお菓子、食事の時間まで
かなり彼に煩く言ってたな。って思う。
保険のことも
有名な保険屋さんに行っても
どこも加入条件的にひっかかるので加入できません。
…と言われたけれど
保険の資料を全て集めて
自分で連絡などを行った結果
何とか加入できるものも見つけて
保険にもしっかり加入させる事ができた。
ある時期に一緒にタバコも辞めた。
私はまたキッカケがありコソコソ吸うのだけれど…。
当時は全てが彼にベストな物を‼️
…と思い行動していた。
私の性格は、こうと決めたら引かない。
頑固で意味わからんとこで負けん気が強い。
責任とるなら自分が納得して行動した結果で責任を取りたい。
…どんな事があっても
いつも自分のやった事は信じたい。
そんな時[菌状息肉症って何だろな?]という
ホームページを見つけ、そこから色んな情報を得た。オフ会にも彼と参加した。
ただ、寛解してる人が居なかった。
◆私のメンタル
私はと言うと
毎日、不安で夜中に目覚める。
「彼が死んでしまったらどうしよう」
目覚めると泣いてしまう。
寝れない。を繰り返して仕事に行く。
仕事後に彼と会って
何で何で??
と泣きながら責めてしまう。
その罪悪感で、また泣いてしまう。
…を繰り返していた。
人に相談したら
「人なんて明日死ぬかも知らん。突然事故にあうかもしらんやん。」
…なんてその人は励ましのために言ってくれてるんだろうけど私にはその言葉が、とても軽く聞こえた。
確かに、人の命の期限は分からない。
ただ、
突然の事故と
病気を側でサポートし、しんどい所を見ていく事は
全くの別物だと私は思う。
そして、とうとう私は逃げ出してしまう。
彼に
「もう無理。しんどい。」
「子供ほしいけど、子供が小さいうちにアンタが、おらんなったら私は生きていけない。」
…と言ったのが私が30歳を過ぎたとき。
どう考えても私は卑怯な奴だと思う。
しんどいし不安。もう楽したい。
これが愛なのか情なのかさえ分からなくなってた。
当時の私は
そんなに仕事も好きじゃなかったから
長く続けていく事はイメージ出来なかったし
専業主婦になりたかった。
金銭的にも支えていけるか分からない。
同世代の子と比べると周りが羨ましかった。
「アメも早く子供産まなあかんで!結婚しーやー」
って言われるたびに
この子とはもう会わないでおこう。
って決めてた。だから友達も減った。
彼と共通の友達の結婚式に呼ばれる度に
ブーケトスでは
私が貰えるようにしてくれているのも分かっていた。
周りは彼が結婚を渋ってるように感じてたんだと思う。
彼は誰にも病気のことを言っていなかったので
私は笑ってその場をやり過ごす事に必死だった。
今となれば彼が罹患している事を黙っている理由も本当によく分かる。
◆プロポーズ
彼からは
何度かプロポーズをされていたけれど
やっていけるか自信がなくてずっと断ってた。
私は人に注意するのが苦手で
絶対大丈夫。という確信が無いと不安になる。
だから人に仕事をお願いしたとしても
不備や間違いがあれば
一気にしんどくなってしまう。
そして人に注意をしたことにダメージを受ける。
そもそも上司の立場に立つタイプではない。
更には相手の表情や声、その人の気分で
私のメンタルがブレる。HSP気味だと思う。
こうなってしまったのは、
32歳を超えてからで
色々理由があるけれど人間関係がかなり関係しているな。
…って本当に思う。
(※これはいつか書けたら書こうと思います)
脱線しましたが…
3度目のプロポーズも
まだ難しいと断り、最終的には
もうしんどい。と逃げてしまう。
彼のためだと思いながら
できる限り毎日神社へ行き手を合わす。
「彼の病気を、治してください。私が半分病気を背負います」
今思えばこれは私の自己満足だったな。と思う。
結局、私は彼とは別れて乳がんにもなった。
自分が病気になったとき
あの時、神様に私が背負います。
なんて言ったから乳がんになったのかな?
…とかも思ってしまった。
黒い気持ちは沸々と出てきて落ち込むばかり。
何で自分もこんなんになるん?
っていつも思う。
こんなに人生ってハードモードなん??
とも思った。
彼から最後に言われたのが
アメが他に好きな人、出来るまで一緒に居たい。
…と言ってもらったから私はその言葉に甘えてズルズルと友達のような恋人未満の関係を続ける。
そしてその後、私は、かなり最悪なモラハラ男と付き合ってしまい、
彼に沢山迷惑をかけてしまう。
しかも最悪なことを沢山したくせに
私から彼に
復縁したい!
と言って最終、断られる。
きっとモラハラ男と出会ってなかったら
この彼と、
なんやかんやで結婚してたんだろうな。
…と思う。
今、彼は新しい女性と結婚をして
子供も授かったみたい。
病気の事とかは
全くわからないけれど
笑ってくれてたらいいな!って心から思う。
私にとって彼は
生きてきた中で本当に大切な人。
親友みたいな恋人だった。
次の人生でも出会えるのなら
どんな形でもいいから出会いたい。
3個願いが叶うなら
自分の病気と彼の病気と旦那さんの病気を
治す事をお願いするんだと思う。
ただ自分が罹患して思うことが
偶然や思い込みなのかも知れないけれど
・食事
・たばこ
・妊娠
彼と話していた事、望まれていた事についてをふとした時に思い出した。
食事は、彼と別れて乱雑になった。
タバコは、彼といる時に1年くらいしか辞めれなかった。
子供を作ろう。と言われたときに私は無理だと断った。
当時、もしもこれが出来ていたら
私は病気になっていなかったのかな?と思う。
今望んでいることが
当時のこの3つで変わっているんじゃないかと
いつも思う。
気づかせてくれていたのではないか?
とも思う。
私は変かもしれないけれど
人生は毎日選択肢があるから
選択肢によって別次元で
パラレルワールドが存在していて
別の選択をした自分の世界が存在すと思ってるんだけど
もし本当にその世界があるのならば
そちらの世界を覗いてみたい。
と思う。
彼を超える人は現れるのか?
…と、ずっと思っていたけれど
私は今の旦那さんと出会えました。
※この話もいつか書こうと思います🙆
◆まとめ?
人との出会いは
突然で
惹かれることも離れることも一瞬。
だからこそ
人を大事にしていきたい。
ただ私は今まで困っている人、
すべてを助けるぞ!
…と息巻いてやってきたけれど
それはそれで違う事が
36年生きてきてようやく分かった。
自分の事を後回しにしすぎた。
後輩が悩んでいたら、自分の事のように考えた。
配信をしていた時は
会った事もないリスナーさん同士がモメたら
仲裁に入ったりもした。
対して仲良くもない人の恋のゴタゴタに巻き込まれたり無駄な時間を過ごした。
モラハラ男にはクソみたいな扱いも受けてた。
私が寝る時間を惜しんで考えたり。
その人の為。だと思って行動したとしても
他人からの「ありがとう」は一瞬で
見返りが無いことにも
やっと気づいた。
give and takeは
絶対にいつもあると思ってたのが
大人になって無いと知って
衝撃を与えられた。
男女問わず、
リアルやSNS問わず
おもんないいじり方とかが
すごく嫌い。
弱い者いじめなんかな?
と思ったら
普通に言ってしまう。
水面下の動きも苦手やし
「北斗の文句は俺に言え」
ばりに、いつでも直接言ってきて!
っていう謎な戦士感は抜けないし。
なんだか色々とあるけれど
かなり長くなってしまいそうなので
以上とします。
1個だけ言えることは
私は多分そこまで悪いやつじゃないし
情に熱いし人嫌いの人好きです💪
色んな病気があるけれど
本当に心から
病気が居なくなれば良いと思ってます。
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