- 運営しているクリエイター
#読書
『砂の女』 安部公房
著者 安部公房
発行者 佐藤亮一
印刷所 株式会社光邦
製本 神田加藤製本
装幀 香月泰男
発行所 株式会社新潮社
発行日 昭和37年6月4日
昭和56年4月30日47刷
定価 1400円
本を手に取ると、手作りでした。
デニム生地の薄い茶色の装丁で、砂のイメージに近い感じに仕上がっていました。
何の変哲もない無機質の手触り。誠にSimpleな装丁でした。
谷川俊太郎詩集 「私」
著者 谷川俊太郎
発行者 小田久郎
発行所 株式会社 思潮社
印刷所
製本所 文唱堂印刷株式会社
用紙 王子製紙、特種製紙
発行日 2007年11月30日
定価 (本体1500円+税)
私は、谷川俊太郎の詩集を読んだ事がなかった。名前は知っていました。
私の青春期に、彼はまだ無名だったのである。この、無名とは私にとっての無名であるのです。
それが、スマホが製造され
『つゆのあとさき』 永井荷風作
1987年3月16日 改版第1刷発行
定価200円
作者 永 井 荷 風
発行者 緑 川 享
発行所 株式会社 岩波書店
── 岩 波 文 庫 ──
図書館に行ったのは何年ぶりだろうか?
日々の生活に追われて本を見ることもなくなっていました。
貧しさとは、衣食住を優先してしまいます。長い間の貧乏生活が祟り、夢を見る事も忘れていました。
細やかな夢として、俳句を始め、詩を書