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メンタルタフネスについて思ったこと(2024/12/16)
実は12月のジブン株式会社ビジネススクールは、まだ受講できてないので、未聴ではあるのですが(汗)、最近、界隈で話題のメンタルタフネスについて、思うところがあったので記してみたいと思います。
私は、学生時代から「超」が付く運動音痴で、走るの大嫌い、「非体育会系」の典型的な人間です。「目上の人の言うことは逆らわずに聞く。多少反論したいことがあっても一旦は飲み込んで、言い方を考えて発言する。」などという概念を全く持たないまま社会人になってしまった痛い人間でした。
団塊ジュニア世代ほどではないものの、就職氷河期世代のため、新卒時の就職活動には苦戦しました(私のスペックが低かったという問題もあるかもしれませんが)。何十社か受けて、唯一 内定がもらえた会社に就職しました。大学時代の同級生は、公務員になった人の割合が多く、企業に就職した人でも超ブラックだったりしてすぐに辞めた人の話も聞きました。
当時、私が就職した会社は、超古風な組織風土でいわゆる「JTC」と称されるような企業で、仕事をバリバリやりたい女性には不向きだったかもしれませんが、ブラックというわけではありませんでした。ただ、まだ「パワハラ」という言葉が世間で広く認知される前の時代でしたので、100名以上いると思われるフロアの端まで響き渡るような怒号で怒鳴られたことも多くありました。
当時は、この会社を辞めたくて仕方なかったのですが、「なかなか就職できなかった状況でようやく正社員で採用された」ということと、「辞めたところで転職・再就職は難しいと思うし、無職だけは避けたいので意地でもしがみつく」といった気持ちで続けていました。
その後、結局10年以上勤めましたが、育児を理由に退職したのちは、非正規職で仕事を転々としています。その後も、自分の信念と違う仕事内容だったり、その他もろもろ納得いかなかったり、心臓がキリキリと締め付けられるような職場だったり、いろいろストレスを抱えるような職場も経験しました。(※どんな職場でもストレスあるだろうと言われればそうなのですが、正社員ではなくて非正規という属性を考慮すると、そのバランスを考えると、あまりにもそのバランスが悪すぎるストレス内容もあるわけです。)
それでも、なんだかんだで最も短い期間でも最低半年は働きました。
いま考えると、「どう考えても無言のパワハラだろ」みたいな職場にもいましたが、そこも胃を痛めながら数年働きました。そのときは、辞めたくて他の仕事も探しましたが、なかなか採用の返事がもらえませんでした。また、子供が保育園に通っていたため、無職になると退園しなければならず、それは避けたかったので、意地でも続けていたという事情もありました。
これまでの職場で、おそらくメンタル的な理由により短い期間(1ヶ月未満)で辞めた方も見てきましたが、合わないところを無駄に続ける必要は無いとは思っています。ただ、私の場合は学生時代の「体育会系」的な理不尽さの経験は未熟だったものの、氷河期世代だったゆえに、社会人になってから「職場」での理不尽さへの耐性が、良くも悪くも付いたのかなと考えるようになりました。今の職場に対してもいろいろと思うところはありますが、過去の職場がもっと酷かったので、ダメージ少なく感じている自分がいたりします。
つい先日、仕事関係で私を知る人から、
「ななうみさんは、メンタル弱いって自分で言ってるけど、慣れてきたらむしろガンガン行くほうに見受けられる」
と言われました。
あながち、間違いではないかもしれないと思ってしまいました。(苦笑)
「自分が過去の職歴で意外とメンタルタフネスを身に付けてきたかもしれない」というのは無自覚で、そのように思ったことなかったのですが、ここ最近の周囲の環境や自分の感情だったり、周りからの評価を見ていたり、voicyを聴いたりしていて、そんな風に思った、という話でした。
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