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将棋俱楽部24 自戦記②

 今日も酷い将棋を指した。定跡を忘れている。
15分60秒の将棋で、時間を使う事を意識したは良いが、穴熊に組んで穴熊を崩されて負けてしまった。頭のモヤがかかった状態で将棋を指してしまったのだろう。どうしてだろう。頭のモヤは晴れないままに将棋を指すのはいいが、この頭のモヤが中々晴れない。軽い運動、食事、全てにおいて晴れない。ギアが2や3の状態でずっと走っている感覚。まるで級位者の将棋。

 正直、こんな不出来な将棋は見返したくない。逃げ出したい。


現在進行形と停止中

▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △4四歩 ▲4八銀 △3二銀
▲6八玉 △4二飛 ▲5六歩 △6二玉 ▲7八玉 △7二銀
▲5八金右 △5二金左 ▲2五歩 △3三角 ▲5七銀 △6四歩
▲9六歩 △9四歩 ▲3六歩 △7一玉【第1図】

【第1図は△7一玉まで】

 よく見る居飛車対四間飛車の図、私は△7二玉型に対しての天守閣美濃の経験がかなり多くなってきた所にこの四間飛車である。もう忘れてしまった定跡どころか、研究していない形。定跡書をパラパラとめくり、おおよその形を覚えてはいるが、もう忘れてしまった、どうすればいいのだろうか。

級位者時代によく見た乱戦

▲7七角 △7四歩 ▲8八玉 △7三桂 ▲6六歩 △4三銀
▲9八香 △5四銀 ▲9九玉 △6五歩 ▲8八銀 △6六歩
▲同 銀 △4五歩 【第2図】

【第2図は△4五歩まで

 おざなりに組んだ穴熊を△6五歩だけで開通させてしまった。
ソフトは確か悪い数値を出してなかったよなぁとか思いだしながら指していたのだが、実際の所どうなのだろうか、自分の持ち合わせの書籍の中に、藤井システム関連や、△6五歩と突っかけるとどうなるのかを解説している書籍が無い事にガッカリしている。不安しかない。これが居飛車不満と解説してあるのか、居飛車十分と解説してあるのかどうかすらわからない。この局面に対しての指標が無いのが昔の私であり、今の私である。

読みと直観

▲5七銀 △6五桂 ▲3三角成 △同 桂 ▲6八銀 △6四角
▲3七角 △同角成 ▲同 桂 △6四角【第3図】

【第3図は△6四角まで】

 直観は▲2四歩だった。▲2四歩△同歩▲5七銀に△7七角成を決めてから△2二飛なのか、旦に△2二飛なのか……△2二飛に対しての手が全然わからず、本譜は旦に▲5七銀なのだが、ソフトは▲2四歩を入れた方が良いとの判断で、後の▲4四角△1二飛▲2三歩が厳しい。また▲6八銀と引いたが、▲4八銀の方が良いらしい。玉に近くなる▲6八の方かなぁとか思ってたが、▲4八銀が直観だった。
 直観の7割は正しいと羽生善治先生が言っていたが、私の場合、直観の理由付けが出来ないから間違った手を選んでしまう。ここが私の不調たる所以なのだろうなと思った。

苦痛

▲4八金 △4六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲6六歩 △4五桂
▲6五歩 △3七桂成 【第4図】

【第4図は△3七桂成まで】

 ▲4八金に替えて▲1五角が良いらしく、以下△4三飛▲6六歩△1四歩▲2六角△4六歩▲4八飛△4七歩成▲同金△4六歩▲4四歩!【参考図1】のカウンターで居飛車指せるそうだ。

【参考図1は▲4四歩まで】
①△4七歩成▲4三歩成△4八と▲5二と△同金
②△4七歩成▲4三歩成△同銀▲4七飛
③△4一飛 のどれも居飛車よし

強気に△4七歩成▲4三歩成△4八と▲5二と△同金の順は桂取りに加え、敵陣がバラバラになっているのが大きいのだろう。よって、△4一飛と辛抱し、▲4六金△6七歩▲6五歩△6八歩成▲同金の順に進み、△5九銀なら▲6四歩△4八銀不成▲3二角が厳しい。よって、△7三角や、△8二角と辛抱するのだが、▲6四桂△5九銀▲1八飛△6八銀成▲同飛△2七金と進み、角が逮捕されているようだが▲5五歩△6三銀を決めてから▲3二銀と一見無理そうな場所に放り、△4二飛▲5二桂△同金▲4三歩成△同金▲同銀成△同飛▲6四歩△同銀▲5四金!で技がかかる。正直、ここまで読めたらいいのだろうが、読める自信がない。筋っぽい手ばっかり指している印象はあるが、筋と筋と繋げて読みとするのだろうか……こういう手に行きつく為の技術?論理的思考回路なのだろうか、何か欲しい。例えば歩の裏の香車は厳しいだとか、そういう類の思考の指標?が欲しい。


▲同 金 △4九飛成 ▲6四歩 △6九龍 ▲3三角 △7八金
▲7九桂 △6八金 ▲8六桂 △8五銀 ▲4六角 △6七歩
▲6三歩成 △同銀引 ▲1一角成 △9五歩 ▲7七馬 △9六歩
▲9一角成 △7九金 ▲同 銀 △同 龍 ▲6四歩 △9七桂
▲8八金 △6五桂 ▲6三歩成 △同 金 ▲6七馬 △7七銀
▲4六馬 △1九龍 ▲8二銀 △6二玉 ▲2九香 △8九桂成
▲同 金 △9七桂 ▲6四歩 △8九桂成 ▲同 馬 △5四金
▲6三香 △5二玉 ▲6一香成 △8六銀上 ▲6九桂 △9七桂
▲7九馬寄 △2八龍 【投了図】
まで104手で後手の勝ち

【投了図は▽2八竜まで】

大変申し訳ない。この図を見て吐き気を催しているので、気が向いたら追記修正させてもらう。

先手:私
後手:相手

▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △4四歩 ▲4八銀 △3二銀
▲6八玉 △4二飛 ▲5六歩 △6二玉 ▲7八玉 △7二銀
▲5八金右 △5二金左 ▲2五歩 △3三角 ▲5七銀 △6四歩
▲9六歩 △9四歩 ▲3六歩 △7一玉 ▲7七角 △7四歩
▲8八玉 △7三桂 ▲6六歩 △4三銀 ▲9八香 △5四銀
▲9九玉 △6五歩 ▲8八銀 △6六歩 ▲同 銀 △4五歩
▲5七銀 △6五桂 ▲3三角成 △同 桂 ▲6八銀 △6四角
▲3七角 △同角成 ▲同 桂 △6四角 ▲4八金 △4六歩
▲同 歩 △同 飛 ▲6六歩 △4五桂 ▲6五歩 △3七桂成
▲同 金 △4九飛成 ▲6四歩 △6九龍 ▲3三角 △7八金
▲7九桂 △6八金 ▲8六桂 △8五銀 ▲4六角 △6七歩
▲6三歩成 △同銀引 ▲1一角成 △9五歩 ▲7七馬 △9六歩
▲9一角成 △7九金 ▲同 銀 △同 龍 ▲6四歩 △9七桂
▲8八金 △6五桂 ▲6三歩成 △同 金 ▲6七馬 △7七銀
▲4六馬 △1九龍 ▲8二銀 △6二玉 ▲2九香 △8九桂成
▲同 金 △9七桂 ▲6四歩 △8九桂成 ▲同 馬 △5四金
▲6三香 △5二玉 ▲6一香成 △8六銀上 ▲6九桂 △9七桂
▲7九馬寄 △2八龍
まで104手で後手の勝ち



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