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【棋譜並べ】加藤一二三名局集

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加藤一二三名局集を並べてみた感想をつぶやきました。
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#升田幸三

加藤一二三名局集31局目▲加藤△升田
時代だろうか、対振りの戦法に矢倉を使うのは古臭さを感じさせる。
△2二飛と待ちの姿勢はいかにも振り飛車らしい
先手はここで▲3七銀と体制立て直しから△4五歩▲4六歩△同歩▲同銀~▲4五歩~▲3五歩と銀を前進させていく。銀は営業部長。

センニキ
6か月前

加藤一二三名局集29局目▲加藤△升田
▲5五歩△同歩▲5四歩△3一角と進んだ図。
ここで▲6六銀と本譜は出た。替えて▲5五角だと△4三銀から5四の歩を回収されそうなので、攻めに厚みを持たせた手でこの攻めが中々に受けにくく、銀交換となった。この後振り飛車も巧妙み反撃して難解な形成。

センニキ
6か月前
1

加藤一二三名局集23局目▲加藤△升田
ここからの寄せが凄まじい。まず▲7一銀の詰めろをかける。△5二金で解除されて続かないように見えるが、▲6六銀が次に▲6五銀と食いちぎる手を見ている。食いちぎる手に対して角を取り返す手を用意した△4五歩に▲2四角。続きは書籍でご確認して下さい。

センニキ
6か月前
1

加藤一二三名局集4局目▲加藤△升田。加藤先生は対振り飛車に対しては受け将棋の一面を色濃く見せる。△4六歩に対して△4四桂▲4五銀△4七歩成があるので▲4八歩。△1七歩に対して▲3五歩と突き捨てて▲5九飛と逃げる手を用意する。成駒を使い、駒得をしていけば自然と勝てるじっくりした将棋

センニキ
7か月前