大晦日の話🫣

世の中には色んな休みがあって、
その中でも好きな休み、それは大晦日である。

うちの実家は、
年末年始どこにも行かない家だった

年越しディズニーや、初日の出を見に行ったり、参拝に行ったり、親戚の家に集まったり如何様にも外出をすることが出来るはずなのに、誰もどこかへ行きたいとも言わず、皆でただテレビを見て淡々と過ごしていた。

母は、1/1の深夜0時になると、
明けたねー、明けましておめでとうと声をかけてくれた。

無事に年が明けた後は、冬休みは宿題も少なく、ひたすらゴロゴロして正月番組を見て過ごした。

毎年そんな感じなので母は、うちはどこにも行かないねと愚痴を言うこともあったが、インドア好きの私はなんの不満もなかった。
雪遊びだってろくにしないで、猫のようにこたつでゴロゴロ🐈

学校で冬休み明けに「冬休みの思い出」を発表する時もあったが、私は他の家が羨ましいどころか、色んなところに行ってて大変そうー楽な家に生まれてよかったとまで思っていた笑

大人になって、
実家を離れたゆえに思うことがある。
私は満たされていたんだ。
幸せすぎたんだと。

それに気づけたこと、それはとっても嬉しいことだけど、今の孤独感は否めない。

でも、まだ25歳になったばかり。
この先のわからない感じもまた可能性に溢れていて幸せなんだと思う笑

早く年末になってくれ。おわり。


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