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【詩集】星空の下で恋を唄う

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一人見上げる夜空に輝く星のように、ささやかな光をくれる恋。 恋心を夜空に投影するような詩をまとめています。 12星座シリーズ1巡しました。 これからも星空に関する詩を100篇を目…
1記事100Pで販売している詩たちですが、マガジンで購入いただきますと500円で全て見ることが出来…
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#詩作

【愛し恋詩】月にかわって

日常の重圧に潰れそう 辛くて見上げる夜空で 静かに見守ってくれる 月明かり 頑張るのは自分のため 自分のためなら我慢は当たり前? 守りたいもの 手に入れたいもの 家族を守るのも自分のため 重圧も我慢も自分のため? 苦しくて 息が詰まって 見上げた夜空を照らす月 月明かりに隠れて見えない星々 僕は見えない星のひとつだろうか 冬の冷たい夜空は 月明かりが澄んで見える 冷たい風に吹かれて震える肩 たまらず涙が流れてしまう 月にあなたの笑顔を重ねてしまう

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【詩】北の空に流れる星たち

星が流れて未明の空に消えていく しぶんぎ座流星群 あなたは知っているのかな しぶんぎ座も知らないよね 北の空に消えていく 星のクズ あなたは知っているのかな 今日がピークだったことも 知らないよね 流れる星に願うのは あなたの幸せ あなたの幸せを願うことが 辛くて胸が痛いこと あなたは知らないよね

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【詩】うお座は愛に溺れたい

魚みたいに器用に泳げたら この恋はもっと居心地の良い 恋だろうか それとも不器用に溺れたら あなたにすがりついて 泣けるだろうか どんなに恋しく思っても あなたには大切な人がいて 僕は視界の隅を泳ぐだけ

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【詩】愛を溜め込む水瓶座

君の目から溜め込んだ愛が溢れ出る ごめんね泣かせたかったわけじゃない 君のこと本当に大切に思ってた 育てた気持ちを水のように 君の心に注ぎ続けた 言葉にした以上に好きなのに 抱きしめた強さよりも好きなのに だけど伝えきれなくて 伝わらなくて こんな終わりが来るなんて リアクションの薄い君 僕の気持ちなんて 受け止めたりしてないと 思ってた 都合の良い時だけジャレてきて 機嫌が悪ければ口も聞かない 察してなんて言うけれど 君は僕の何を察してくれたの?

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【詩】いて座の矢に射抜かれて

あなたが射抜いた心が痛い あなたには絶対に届かない手を伸ばす あなたにとってはただの流れ弾 だけど僕は心の真ん中を射抜かれた

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