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星が流れて未明の空に消えていく しぶんぎ座流星群 あなたは知っているのかな しぶんぎ座も知らないよね 北の空に消えていく 星のクズ あなたは知っているのかな 今日がピークだったことも 知らないよね 流れる星に願うのは あなたの幸せ あなたの幸せを願うことが 辛くて胸が痛いこと あなたは知らないよね
魚みたいに器用に泳げたら この恋はもっと居心地の良い 恋だろうか それとも不器用に溺れたら あなたにすがりついて 泣けるだろうか どんなに恋しく思っても あなたには大切な人がいて 僕は視界の隅を泳ぐだけ
君の目から溜め込んだ愛が溢れ出る ごめんね泣かせたかったわけじゃない 君のこと本当に大切に思ってた 育てた気持ちを水のように 君の心に注ぎ続けた 言葉にした以上に好きなのに 抱きしめた強さよりも好きなのに だけど伝えきれなくて 伝わらなくて こんな終わりが来るなんて リアクションの薄い君 僕の気持ちなんて 受け止めたりしてないと 思ってた 都合の良い時だけジャレてきて 機嫌が悪ければ口も聞かない 察してなんて言うけれど 君は僕の何を察してくれたの？
背が高くて素敵なあなた プライドも高くて 真面目で融通の利かない 素敵なあなた 今日もあなたに怒られた 堅物なのに星座をいじると怒るよね 頭が山羊で足は魚 中途半端が嫌いなあなたは 自分の星座も嫌いだね 星座の由来でからかったら 今日もあなたに怒られた
あなたが射抜いた心が痛い あなたには絶対に届かない手を伸ばす あなたにとってはただの流れ弾 だけど僕は心の真ん中を射抜かれた
疼いた赤い心は臆病で ぱんぱんに腫れて痛むのです 届かぬ想いが苦しくて 尻尾に毒が溜まるのです
生まれた日が近くて 君と私は ずっと隣にいたね 双子座の二人のように これからもずっと一緒だと 思ってた 双子座は二人でひとつ 私たちも双子座だよ きっと二人で ひとつなんだよね 君が隣にいることが ずっと当たり前で ありますように
眠れない夜は 君の笑顔を数える 眠れない夜は 牡羊座の君の笑顔を 君の笑顔がひとつ ふたつ 気持ちが安らいで眠くなる 君の笑顔がみっつ よっつ 夢の中でも君に会いたい
