昔のレジ担当のバイト
高校時代、スーパーのレジのバイトを、したこのがある。バイト初日はバイト生が小さな会議室にぎっしり集まってくりさがりのある引き算の研修です。この頃のレジスターには足し算機能はありますが、おつり計算はレジの店員の暗算頼りだったのです。この研修で合格点を出さなければレジに立てません。
A4くらいに3桁の数がたくさん書いてあります。1000引くその数を早く正しい暗算がもとめられるのです。
「おつりをまちがわずにおかえしする」ことができるようになるのです。全問正解するまでレジに立てなくてひたすら計算です。中には勤務時間のほとんどが研修だった人もいました。この話をすると生徒たちは「働いてないやん」とか「今なら…」と話し出します。
さて、ここで、表技とも言われる裏技の登場です。3桁の数をAとすると
1000ーA
=(1+999)ーA
=1+999ーA
=999ーA+1
999ーAは繰り下がりなしの安心暗算です。
これで早めに現場に出ることができます。労使ともにwinwinですね。
この技を考えた人と広めた人に敬服です。
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