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重ね着する水道
NHK青森のあっぷるワイドというお昼前の情報番組を視聴。
歌人・川村有史さんのインタビューがあると知ったからだ。
なぜ知っているのかというと、たまにNHKプラスで“短歌”と検索して、短歌関連の番組がヒットするか探しているから。
NHKはNHK短歌があるからか、普及させようとしているのか、短歌関連の番組をたまに放送する。
私の投稿短歌が採用されたひるまえ短歌も、そうやって見つけたのだ。
視聴してまず、驚いたのが、天気予報に水道凍結予報があること。
ライフラインなので使えなくなったら生活に支障があるから、当然と言えば当然かもしれない。
地域のひとには当然のことでも、地域外のひとには、新鮮なのだ。
うちも昔は、真冬になると、外の水道が凍結するので、祖母がキルティングの布とかを巻いて対策してたな。
重ね着させた子どもみたいで、妙な可愛さがあった。
川村さんのインタビューも視聴。
今まで、たくさんの歌集のあとがきを拝読してきて、どの歌人にも短歌を詠み続ける切実な理由があることを知った。
川村有史さんにもまた、理由があるのだ。
私が短歌を続ける理由ってなんだろうと考えた。
たぶん、「私にもできることがあるんだ!」という、驚きと希望があるため。
短歌という器は、私という、他のどんな器にも似合わなかった者にも居場所を与えてくれる。
マジ定型サンキュ。