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#恋祭り短歌10首桃うささんの企画

 
 行間に春のこぼるる恋文をしたため少年走りだしおり

 はじめての恋する少年夏祭りふるえるこころつたないことば

 人類のDNAに刻まれし祭りと恋の記憶目覚める

 夕立にきみと走った港町煙る沖合い無言の二人

 間違って砂糖と塩を逆にしたカボチャの煮付けきみなら甘い

 ぴちぴちの枕詞はきみにこそ似合うよレモンスカッシュの笑み

 そのチョイスいいねときみが言ったから私は冬でもミニスカート

 静電気ビリリと来れば思い出すきみと目が合い逸らした刹那

 苦い恋もう味わうはごめんだと言いつつ次も苦味の予感

  言の葉の森でさ迷う今朝の夢霧が晴れれば「好き」の一言


以上10首でした
半分ぐらい既出であとはノートに書いてあったのを拾ったりしました。
カボチャの煮付けから下は大体実話です。
真冬でもミニスカートのおばさんいまして物語を想像しました。
静電気ビリリも遠い昔にあったような…
よろしくお願いします🙇



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