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20文字小説③ 小説と一行怪談


名探偵に捕まろうとして彼は犯罪を犯した。

骨まで愛してと言った亡き妻の骨のサプリ。

俺が何者か分からないが自信だけはあった。

ダイビングした後パラシュートが開かない。

火葬場でどこからともなく郷ひろみの歌が。

突然現れた人面犬。じいさんにそっくりだ。

その一言で反転した。幽霊は俺だったのか。

私の夫は私が男であること知らずに逝った。



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