伝わらない話し方⑥
こんにちは、中田です!
飽きさせず引き込むような講義に欠かせないデリバリースキルのひとつに「抑揚」があります。「話し方・プレゼン講座」でも抑揚は苦手な方が多いです。
講師として、事例を話す際 受講生がわかりやすく場面をイメージできるように「演じる」ようなこともあります。
今回も「伝わらない話し方シリーズ」(今回で一旦このシリーズ終わり)をご紹介します。
伝わらない話し方⑥
悪い例・よい例の話し方が不明確
ある研修で講師が講義をしている中で、突然「一文が長く、内容が整理されていない話」を1分くらいしました。その後「今わざとわかりにくい話し方をしました。」と言いました。その時は、なるほどと思いました。
その後、続けて講義が続き、1分後くらいに、「今はわかりやすい話し方をしました」と言われたのですが
正直違いが全くわからなかったため、受講生として、気をつけるポイントが一体何なのか結局わからなかったということがありました。
【悪い例とよい例を明確に示す伝える方法:受講生の理解を深めるために】
研修での話し方は、受講生の理解を深めるために非常に重要です。悪い例とよい例を明確に区別することで、受講生に効果的な学びを提供できます。以下のポイントが参考になれば幸いです。
明確に伝えるためのポイント
質問を投げかける
「こんな話し方をしたら、どう感じますか?」と問いかけてから、悪い例を示す。
よい例を示す前に比較を促す
「では、このように話したらどうでしょう?」と言ってから、よい例を示す。
違いを明確にするための問いかけ
「どこが違いましたか?」と受講生に考えてもらう。
講師が話す際に、明らかに口調を変えて違いを強調する。
講師として意識すること
悪い例と良い例の間に意図的な間を作り、受講生に考える時間を与えましょう。
具体的な違いを言葉でも解説し、受講生がポイントを理解できるようにしましょう。
よい例と悪い例を明確に対比させることで、受講生は具体的な改善点を学ぶことができます。
もし話し方の「抑揚」をつけるのが苦手という方がいらしたら次の対策法をしてみましょう。
対策方法
①おおげさに声のトーンやスピードを変える。
それを録画して自分でチェック、または知人にフィードバックをもらう。
②無表情で話すと単調になり、笑顔で話すと明るいトーンになるので取り入れてみる。
③悪い例とよい例を受講生にもペアワークで行ってもらい、
上手だった人を自薦多選で出して代表して行ってもらう。
(講師より上手なら大承認して、受講生に花を持たせたらよい)
より魅力的で、わかりやすい効果的な講義を目指しましょう。
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