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USJへマイクロフォーサーズ(オリンパス PEN)を持って行った話


朝のユニバーサルポート
(7:30なのに、もう人がたくさん……)

2024年12月26日。私は、カメラについて真剣に悩んでいました。
数日後に、大阪のUSJへ、一泊の家族旅行で行きます。ホテル代、新幹線代、入場料とエクスプレス・パス 計4人分(内、子供2人)で、30万円は掛かる一大行事です。

果たして、この旅行へ持っていくカメラは、メイン機のフルサイズ EOS RPが良いか、サブ機のマイクロフォーサーズ PEN Lite(E-PL8)で良いのか。
カエサルがルビコン河を渡るか否かに匹敵する、決断が必要です。

幸い、天気予報は快晴。雨でカメラが濡れる心配はしなくて良さそうです。
それから、USJには夜まで居る予定ですので、高感度での撮影能力は高い方が当然良いだろうなぁ。

EOS RP+RF 35mm F1.8の組み合わせは、フルサイズではあっても、決して大きくも重くもありません。
しかし、バッグの中での納まり等はどうか。サッと取り出すのはスムーズにいくか。
カメラだけ入れる、肩掛けの小さなバッグを使う方が良いのでしょうか……。

散々悩んだ挙句、大阪旅行に持って行ったのは、E-PL8+ Panasonic Leica 15mm(換算30mm) F1.7の組み合わせでした。
スマホと使う画角が被ってるじゃないか! と自分でツッコミたくなりますが、不慣れな土地で色々と不安もあり、基本的にはカメラはカメラ、スマホはスマホでそれぞれ使いたい、と考えました。

※一応スマホは、カメラが特別ハイスペックな機種ではありませんが、HDRや5,030万画素の撮影機能で、いざという時の戦力にはなります。

ハイエンドではないAQUOS Sense8でも、HDRでこれくらい撮れます
(写り込んだ人の顔が見えないよう、下半分はトリミングしました)

家族の記録として撮るのが主なので、換算30mm~40mmの単焦点を付けっぱなしにするのが、個人的に好ましいです(換算50mmだと、旅行では近くの子供を撮るのにアップになり過ぎて、使い難い場面が結構出て来ます)。

持って行かない選択をしたとはいえ、EOS RPは大好きですよ。この値段、この軽量・コンパクトさで私にフルサイズを与えてくれて、本当にありがたい。
だけど、バッグへ楽に入れられて(冬なら、もっと手早く、コートのポケットにも入ります!)、サッと取り出しやすい、マイクロフォーサーズの軽量さ・コンパクトさもまた、素晴らしい。唯一無二。最高。

反対に、お値段やボディのサイズがフルサイズ並のマイクロフォーサーズなんて、個人的にはナンセンスに感じられます。だったら、安いフルサイズのミラーレス一眼を買いますよ……
(実際に、私はEOS RPを買ってみたわけですが)。

もっとも、E-PL8の限界も痛烈に感じました。夜の高感度撮影は、スマホのHDR撮影に色々と負けてるんじゃないか……(←2016年発売モデルに無理言うなよ! という気もしますが)。
iPhoneやGoogle Pixelを使っている人が、「カメラはこれで十分」と言うのがよく分かります。

結局、一泊二日の大阪旅行で撮った枚数は、250~300枚くらい。あれだけ持っていくカメラで悩んだ割には、少ないような気がします。
もっとバシャバシャ撮れ、自分!

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