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【1分小説】1# 愛してる :愛

目を覚ますと2人の男女が僕を見ていた。
次の日も現れ、嬉しそうに笑った。

だけどその日以降、姿を見せなくなった。

そこで気付く、僕は丸く狭い入れ物に居た。
中は水でいっぱいだった。

1人っきりの時が過ぎた。なんだか、寂しい。

そう思った時、2人は再び現れた。
だが、笑顔はない。

声を掛けよう。…あれ? 声が出ない。

手を伸ばそう。…あれ? 伸ばせない。

あれ?僕の手…。
自分の手は小さく、赤子そのものだった。

その時2人は写真を見せて来た。
そこには2人と僕が写っていた。

そうか、両親だ。


僕が反応すると2人は泣いていた。

2人が僕に何か言った。
次の瞬間、眩しくなり目を閉じた。

目を開けると星が崩壊していくのを僕は宇宙で見ていた。


1分間立ち寄って頂き誠にありがとうございます。
あなたの時間を奪ってしまい、大変嬉しく思います。
また次の作品であなたの時間が奪われぬよう、ご注意下さい。

私の1分じゃない小説はこちら。


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