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【1分小説】5# 静寂の理由 :夢

趣味は音楽、そして将来の夢は音楽家の女性が居た。

彼女は専門学校にも進み、順調に人生を歩んでいた。

だけど挫折した。

努力をしても越えられない壁があったからだ。

「もういいんだ」

そう言った彼女は就職活動をする為、本屋に居た。
見ていたのは資格などの本。
気になる本も何冊か買い、店を出る。

就職活動を終え、仕事先が見つかった。

……

色々な経験をした彼女はアラサーが終わろうとしてる。
そして……

「よし、今日も頑張るぞ!」


彼女は山に囲まれた家でそう言った。

動物や野菜を育てて生きる。
自給自足をして、毎日を過ごしているそうだ。

「私は耳が聞こえない」

「けど今は最高に楽しい…」
「ここが私のビオトープ」

彼女が出会った運命の本は彼女の心を支えた。


1分間立ち寄って頂き誠にありがとうございます。
あなたの時間を奪ってしまい、大変嬉しく思います。
また次の作品であなたの時間が奪われぬよう、ご注意下さい。

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