青山の都営住宅
久しぶりに、表参道交差点からキラー通りを歩きました。コロナ以来だから、3年ぶりぐらいです。思ってた以上にビルが立て替えられ、街が変化していました。
一番驚いたのは、都営青山北町アパートが、「ののあおやま」に変化していたことです。小川があり、林もあり、お洒落なレストランもあり、高層マンションもあり、ほんとうにきれいになっていました。
でも、心はひかれなかったです。人工的な林は良くあるパターン。妖精なんて絶対いない。風は街の華やかさに消えていき、空に舞い上がることもないでしょう。
ふと、振り替えると、これから解体される予定の古いアパートが残ってました。カーテンも家具もなく、もちろん、人影もありません。本当に廃墟です。人の侵入を拒むために、フェンスで囲っていました。寂しい、侘しい、でも、心は落ちつきました。これが人の住みかです。
一組でいいので、ここで、映画か、MVを撮影して、人とともに、音楽とともに、映像を残してほしいと思いました。