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カフェ開業から30年&自己実現のためのハーフリタイア生活を獲得するノウハウ:29-1

カフェに求められるものは?美味しいドリンクよりも映えるフードよりも第三の場所、サードプレイスです

おはようございます。ある時は料理人&ある時はハウスビルダー&ある時はカホン作家のマスターです

昨日今日は忙しかった、本当にたくさんのお客さんにご来店いただきました。ありがたいことです。
しかし昨日今日は、普通の休日とはまるで違っていた
猛暑日、酷暑日、気温は40℃に近づく、とんでもない暑い日
ここ多治見市は、暑いのを通り越して、街中が焦げ付いています

今日も市役所の広報スピーカーから「熱中症の危険のため外出は控えて下さい」と放送があった
災害級の暑い日、お客さんが外食に行こうと思っても、行けない

飲食店は気候の良い春や秋だけに営業をしていることはなく、夏の酷暑日も、寒い冬も営業していかねばなりません。
これだけ気候が厳しいと、カフェがどれだけ美味しいコーヒーを準備しても、ランチの仕込みに朝早くから頑張っても、余程の理由がない限り、お客さんは店には来ません(来られない)
どんな店でも、昨今の厳しい気候には勝てず、何も手を打たなければ、店は潰れていくのを待つだけになってしまいます

もし真夏の酷暑日が1ヶ月間続いて、売上が激減しても「来月から挽回すれば」というわけにはいきません
毎月の家賃の支払いがある店や、毎月の借金返済のある店は、「今月は支払いを待ってもらって来月へ」は通用しません。
さらに売上が激減してもそれだけでは済まず、大きな損失(マイナス)を出します。

暑い夏の日ほど、いつ来るかわからないお客さんのために、エアコンmaxを長時間付けっぱなしにする必要があります。高い電気代の支払いが翌月にあります
食材の廃棄ロスの損失も出ます
毎日毎日大きな損失(食材、人件費、光熱費、家賃、借金返済)が出ると、店の経営者の精神的疲労も積り、店の経営も次第に追い込まれていきます

ならば、ただお客さんを待つだけの受け身の営業内容を変えて、能動的に仕掛けていくしか道はありません

当店のカフェの仕掛けとは「第3の場所」をいくつも作り、客層に合った空間を売ることで集客をしています
キーワードは、「サードプレイス」です。
大手のコーヒーチェーンのコンセプトそのままの引用ですが、内容は少し違います

当店のカフェのコンセプトは、カフェは箱作りに始まり箱作りに終わる、を基にしています。
個人店のカフェが、高級飲食店の要素に近づくことができます

当店は31年前の1号店開業以来、箱作りにこだわっています。
カフェの店内や店外にも色々なサードプレイスの小箱(予約専用個室)をいくつも作っています

ただし、当店のカフェの個室は、普通の部屋、ではありません
それぞれ違った個室で、カフェが欲しい客層の的を絞り、4種類の個室を用意しています
(小箱と言っても、壁とドアで仕切られた完全個室で、一部屋が広さで言えば10畳から20畳あり、漫画喫茶の個室ような小さく区切った部屋ではありません)

当店の3号店のカフェのサードプレイスは、予約専用の個室を4部屋用意(箱を4つ)したことにより、幅広い客層に楽しみや癒しを提供しています。
これにより、客単価をアップさせ、利益率を高めることにも成功しています
働く(拘束時間)時間も短縮され、自由時間が増えています
暑い夏、酷暑日にも、寒い冬の日にも途切れなく予約をいただいており、経営の安定に貢献しています

個室4部屋のバリエーションは・・・
予約専用の個室のメリットやデメリットは・・・
次に続く

クラフトカフェビックフォレスト・3号店・since2018 Instagram
https://www.instagram.com/craftcafe.bigforest/


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