カフェ開業から30年&自己実現のためのハーフリタイア生活を獲得するノウハウ:15
カフェってほんとに弱くて吹けば飛ぶような業態。これを強くてカチッとした店に作り上げるためには、前もっての段取りが大事
おはようございます。ある時は料理人&ある時はハウスビルダー&ある時はカホン作家のマスターです
段取八分。店を長く続けるコツです。
どんな仕事でも同じでしょう。
マスターの元の本業、水道工事屋も段取りが良いか悪いかで施工結果や会社の利益が大きく変わります。
また、工事屋は段取りが悪いと大きな怪我をしたり、命を落とすこともあるハードな業態です。
その点飲食業、特にカフェという軟弱な業態は段取りが悪くても命を落とすような仕事は無く、緊張感は比べようもないです。
しかし仕事は仕事、飲食店と言えど、それなりに事前の細かい段取りはあります。毎日のモーニングタイム、ランチタイム、ティータイムの段取り、挙げたらきりがないほど沢山あります。
仕込み、食材買い出し、清掃、ゴミ出し、メニュー開発、どれも緊張感は無く気楽で楽しいものです。
段取りが八分できていれば大抵の仕事は上手く行きます。
しかし段取りは、10分ではないことがミソです。そもそも全てが段取り通りはあり得ないし、カフェは遊びの分が無いと面白くない。
自分が面白くないと、来店されるお客さんも面白くないものです。(カフェ経営での遊び心の色々:別記事にて)
また、店を長く経営していると、思いがけないこと、想定していなかったことが次々と起こります。
メニューの変更、値上げ、店内の内装工事、厨房機器の故障修理、営業時間や定休日の変更、病気や怪我、天災や流行り病、などなど。全て段取り通りにはいかないし、変更や新しいことをやる場合は、その都度の事前の段取りが要ります。
店を長く続けていくときに、毎日100%全力だと、いつかポキっと折れます。力の入れ具合は、段取りを整えつつ80%、いつ何があっても対処できるように、20%の余力を残しておくことが大事です。
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