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カフェ開業から31年&自己実現のためのハーフリタイア生活を獲得するノウハウ:33

2025年に入り、驚きのニュースが飛び込んできました
「経営のプロ」コンサルタント会社の倒産が過去最多
最近飲食業関係で色んなニュースがある中で、最も驚いたニュースです 

おはようございます。ある時は料理人&ある時はハウスビルダー&ある時はカホン作家のマスターです

左側の写真は、当店のカフェの店内(一階20席)です(カウンター6席とオーブンキッチンは写っていません)(この一階客席の他に2階には個室が3部屋あります)(写真のテーブルや椅子、内装工事、床、壁、天井、厨房やトイレの給排水工事の全てはマスターのDIY、手作りのクラフトカフェです)


ラーメン屋さんの倒産過去最高、
焼肉店の倒産過去最高、
カフェの倒産過去最高
まあ、そうでしょう、というところへ今年に入り、飲食業どころか
建設業の倒産ラッシュ
美容院の倒産ラッシュ
運送業の倒産過去最多
農業の倒産過去最多
不動産業の倒産過去最多 
コンサルタント会社の倒産が過去最多
大変なことになっています

多くの会社に相当な数のコンサルタント会社がついているのにも関わらずこの惨状です
これは、経営のプロ、コンサルタント会社の知識経験を上回るほど景気が悪いのか、元々コンサルタント会社がインチキ会社だらけなのか、元々コンサルタント会社は要らなかったのか、でしょう
店舗経営者から手数料を取って、売上の上げ方、繁盛店へのノウハウをアドバイスする仕事のコンサルタント会社が、自分の会社が潰れてしまうとは、何とも皮肉で情けない話です

昔から、医者の不養生、というワードかあります
種々健康に留意するように言う医師が、意外に自分の健康には無頓着であること
他人に厳しく自分には甘い人間の例
しかし、この医師はこの医師本人が病気になってしまうだけで、他人には迷惑をかけていないんです
誰しも人生をかけて起業し、大金を投資し、夢の出店をします。
コンサルタントさんは、高い手数料を取って、店が繁盛する事無く廃業閉店してしまっても、何の責任もとりません 「残念でした」で終わります
コンサルタント会社が潰れる現象は、自分の病気(経営不振)を(お金を取って)他人にうつしている(クライアントとコンサルタント共に病死)ようなもんです

言うわ易し行うは難し、というワードもあります
言うのは一瞬で簡単ですが、実行するのは永遠でむづかしいものです
マスターは、飲食店の経営は31年目、会社設立して25年目です
今まで、自称コンサルタントという怪しさ満載の人が何人も営業をかけてきましたが、まともな人は過去一人はいたかな、というレベルです

ヤバいコンサルタントさんの特徴:とにかくよく喋ります
こちらの話は聞く態度は見せません
立て板に水、状態です、こちらが少しでも異論を唱えようもんなら、論破することに必死になります。
こんな人に手数料を払ってまでアドバイスをもらおうとは思いません

マスターは、喋りがたどたどしい人、話が下手な人を信用します。
自分の話し方、生まれた土地の方言で話す人はなおさら信用しますし、話を聞く気持ちになります、が、もうここまで来ると、当店のカフェはお腹いっぱいです。当店のカフェにどれだけ営業をかけても無駄です。

現在いくらコンサルタントさんの倒産が増えているとはいえ、今後も経済不況はしばらくの間続きます。そんな中、PC1つあれば誰でもできる手数料ビジネスは出ては消えてまた出てを繰り返すでしょう
コンサルタントさんに言いたいこと
今後もし営業をかけるなら、同じ飲食店でも、個人店レベルのカフェはスルー(相手にしない)してください
営業をかけるなら、事業規模の大きい、大手のカフェチェーン店や新進気鋭のFC店などに的を絞ってください

飲食店の中でも、特にカフェの業態は多様化しており、カフェという店名にも便利に使える言葉の先には、・・カフェという様々な店舗が点在しています。
今やカフェと喫茶店の区別はつかないし、つける必要もありません
カフェといってもコーヒーを出さないカフェ(抹茶、煎茶)もあります
カフェは田舎にも、山の中にも、海の側でも、都会にもあり、立地が違えば経営ノウハウも全く異なるはずです
カフェを開業する人の年代や来店するお客さんの年代もバラバラで、ターゲット(客層)を決めても、なかなか思い通りになりません

さらに言うと、金を儲けるためにやらないカフェ、
成功するとか興味もないカフェ、
社会貢献地域活性化のためにやるカフェ、
地上の楽園を求めているカフェ(当店のカフェはこれです)
こんなカフェ経営者は多数います


コンサルタントさんがどれだけ情報やデータを持っていても
:事件は現場で起こっています:この現場は多種多様、玉石混淆、ごちゃ混ぜ、色とりどり、カフェはこれが正解と一括りにはできない業態です
今まで当店のカフェに来た何人かのコンサルタントさんで、当店の望むドンピシャのアドバイスをした人は皆無です

成功したい、儲けまくりたい、という側の経営者から見れば、ただ不思議な業態に映るでしょうが、理解されなくても何の不都合も感じていませんし、誰からも干渉されること無く、我が道を極めたいのです

マスターはカフェ経営と複業で、水道工事業(10年前に引退) やリフォーム業を自社で経営していました。主に公共工事にて市役所で入札に入り、仕事をとっていました(市の指定工事店)
(事業規模はカフェ事業が副業でした)
社員は16名、下請け会社数社あり、売上(年商)は億を超えていました(15年前ピーク時)大金を稼ぐためにやる仕事と、夢のためにやる飲食店(個人店レベルのカフェ)の売上とは桁が2つも違います
多く儲けるために、他人より高収入を得るためには、肉体的にも精神的にもリスクを取らねばなりません
きつい・汚い・危険の頭文字を取った言葉 3Kそのままの仕事を25年続けました
カフェの仕事は全く別の次元で、儲かりませんが、 ゆるい・ゆっくり・ゆたか 3Yで、楽しく自己実現が出来る桃源郷のような業種です

過去数回、建設業関係のコンサルタント会社との契約をしてやり取りをしましたが、確かに一定の効果はありました。
建設業関係は、カフェとは全く違い、多種多様では無く、玉石混淆でも無く、何もかも自由にはできません。
公共工事をする関係上、仕事のフォームも決まっています。
組合があり、市役所との関わりもあり、経営手法が他社よりはみ出すことは出来ません、営業日も労働時間も自由に変えることもできません
使う材料も道具も決められています。
工期内に図面通りに施工しなければならず、アレンジも遊びも創作も出来ません
公共工事を受注するためには、建設業系の資格を有していなければなりません。
マスターは、上下水道配管設備管理技士、土木施工管理技士、測量士、建設機械重機(ユンボ、クレーン)運転免許、大型自動車(ダンプ、トラック)運転免許、など多くの資格を有しています
そのためコンサルタントへは相談しやすく、問題や課題の解決の導きもスムーズに進むため、相性は最初から良く、当社とコンサルタントのWINWINは叶っていました

この経験から、飲食店、特に一店舗のカフェの事業規模は小さすぎて、仕事内容がゆるすぎて、食品衛生責任者の資格があれば誰でも開業できる飲食店は(飲食店は食品衛生責任者があれば誰でも開業でき、調理師や栄養士とは全く違い、食品衛生責任者をとるためには、講習会を1日受講すれば簡単にとれるため、これを資格とは言うには程遠い)コンサルタントさんを依頼するほどの大袈裟なことは全く必要ないと考えています
カフェ店とコンサルタントさんとのWINWINはとても実現しないと思います

そもそも、小規模カフェ1店の経営ノウハウを他人に教えられているようでは開業しても先は見えています。開業後3年もたず店は潰れるでしょう(オープンから3年後の閉店率70%)


開業前から、カフェのコンセプトがわからない、
カフェ開業の資金調達の方法がわからない、
カフェの名物商品やメニュー構成がわからない、
カフェの集客方法がわからない、
カフェの接客方法がわからない、
自分で調べられない、自分の頭で考えられない、自分のやり方を決められない、上手くいく自信がない、ならばもう飲食店・カフェ経営者、自営業者には向いていません


例えコンサルタントさんにアドバイスを依頼しても、依頼されたほうも困ります
もし無理矢理始めても(開業)、はじめの一歩を踏み外すと(不適性)店のオープン後、迷路に入り苦しむだけです
カフェが好き(お客さんの立場)なだけだと、たちまち嫌いになります
カフェをとことん愛している自分(経営者の立場)があれば、何があってもやり遂げることができますし、コンサルタントさんは必要ありません

もし開業前に、自分に適性が無いと判断した場合、止める勇気をもって始めないことをおすすめします
それでもやりたいならば、カフェ経営に向いている自分になるまで、カフェの申し子と呼ばれるほどの自分になるまで、時間をかけて、経営、料理、接客など勉強して、修業、体験、体力、根性、場数を踏んで、(自己資金を思い切り貯めて)開業して欲しいと思います

マスターは、カフェ人間になるために、大学生から30歳まで12年かけました。自己資金は2000万円貯めてます。
31年前のカフェ1号店開業から、(現在3号店)土地を買い、店舗付き住宅をセルフビルド(ハンドカットログハウス)にて建て(4年間)、家賃無し、借金返済無しの、ゆるい・ゆっくり・ゆたか 3Yのカフェで、楽しく自己実現が出来る場所でスタートしています
(水道工事業は10年前に廃業)
(現在は、ネット通販業、木製打楽器カホン製造業、太陽光発電売電業、カフェ飲食業の複業、多角経営)

現在は昔と違い、スマホ一つでどんな情報もとれます
ネットで調べるのもちろん、近隣のカフェに何度も足を運んだり、他県のカフェに自分の理想とぴったりな店を探したり、外観から店内(カフェの箱、サードプレイス)の(許可を取って)写真をたくさん撮って、店の隅から隅まで記録したり
メニューを全部注文したり
店主やアルバイトさんの顔や会話を観察したり、
来店しているお客さんの顔や会話を見たり聞いたり
店に何度も通って店主と仲良くなればどんなことも教えてもらえたりします
間借り営業だろうが、キッチンカーだろうが、イベント出店だろうが、何でもやります
この行動で開業前に自分に適性があるか無いかがはっきりするはずです
もうここにはコンサルタントさんが入る隙間はありません

個人店のカフェの経営は、自分で考えて、自分で決めて、自分で実行し、トライしたりエラーしたり、泣いたり笑ったり、そんな可愛らしいドラマが生まれる場所です
他人であるスタッフや、他人であるお客さんも巻き込んで、勉強したり成長したり、感動したり喜びを分かち合えたり、人任せではなく自分で作ったカフェは必ず素敵な場所になります

カフェを開業した人が皆ハッピーになれたら、世界中にラブ&ピースが訪れる
日々こんな妄想しながら、明日も店に出て、お客さんに美味しいと楽しいを提供します

クラフトカフェビックフォレスト・3号店・since2018 Instagram
https://www.instagram.com/craftcafe.bigforest

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