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認知症予防を学びたいと思ったきっかけ

毎日仕事では、普通の光景。

私は認知症の高齢者の方が入所するグループホームで働いています。
朝の風景は、食事。
全員同じ表情で前またはテーブルを見ている。
「おはようございます」

一応皆様、笑顔😊
今日も体調良さそうだな!

でも
誰一人として話していない。
シーンとして食事を召し上がっています。

テレビは食事中はNG・・・。

私だったらテレビ見たい📺

クラシック音楽よりもテレビ・・・。

アットホームとよく言うけれど、それって何?
とよく思うんです。

皆様は認知症を患って、自宅で生活が困難になって、施設へ入られた。

私が思うアットホームは、一人一人が思い思いの暮らし方ではないだろうか?
それには介護職員が安心安全を守って行く必要がありますが、管理された生活といえば大げさなのですが、家だったら別に時間を好きに使える。

私が介護を始めたのは平成元年でした。
当時は「寮母さん」と呼ばれていて、施設も少なかったですし、介護保険などもない時代。

その頃は「痴呆」と言われていましたが、50人規模の特別養護老人ホームでも10人くらいいるかいないかでした。
地域では物忘れくらいの方は自宅で生活していました。当然施設がなかったし、サービスもない時代ということもありますが。

現在感じるのは「認知症」の方がとても増えてきているということです。

ゆっくりと進行するこの病気は、症状も様々で、対応が困難な方もいますし、そうでない方もいらっしゃいます。

認知症になったら不幸なのか?

そうではないです。
しかし、言えることは、認知症にならなかったら、できることがたくさんあったのに・・・。

若い頃一生懸命働いて、年金で老後はゆっくりとしよう。
その夢も崩れるのです。
年金は貯めておいた退職金は・・・。
施設の費用に毎月消えていきます。
それが悪いのではなく、健康でいたらもっと家族といれたし、自宅で過ごせた。

それができない絶望感をきっと、持っていただろうな・・・。

今私は、一人でも多くの方に認知症の事をしってもらいたい。
そして、予防のことを広めたい・・・。

その思いで認知症予防アドバイザーとして地域や職場で活動をしたい。
そう強く思います。

この記事を読んでくださった方へ。

一緒に考えませんか?
人生100年時代。

老後なんてテンション上がらない!!!

老いも、後も、ないない!

あるのは明かるい未来のみ。

オレンジの夢
一緒にみましょう・・・🩷

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