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猪熊弦一郎現代美術館に行ってみた

はじめに

たまたま四国に行く機会ができたので、行ってみました。
丸亀に美術館があるのは知っていましたが、どんな場所か特に前知識もなく訪れました。なかなか楽しめました。

場所

丸亀駅の目の前です。迷いようがありません。こういう位置関係です。

美術館から駅を眺めたところ。

猪熊弦一郎について

意外と身近な場所に猪熊さんの作品はあります。たとえば三越の包装紙。

あと、上野駅の中央改札の上の三角形の場所に描かれているあの絵も猪熊弦一郎の作品です。人も動物もくつろいでます。

美術館の中の作品

美術館に行く楽しみの一つに、作家の世界観を追体験することがあると思うんです。絵とか彫刻を見ることで、この画家には世界がこう見えているのか、というのを感じ、自分には世界がどう見えているかを考えさせられるわけです。
この美術館に行くと、猪熊先生にはどう世の中が見えていたのか、がなんとなく分かってきます。人々や動物への暖かい目線を追体験しました。
面白かった作品を貼っておきます。

まだ若い頃の作品。あとの作品でも現れるような特徴がもう見られます。
いい友達どうし。


これも友達どうし。


魚とそれに関心がある仲間たち。

おわりに

美術館には、猪熊さんが世界各地で収集した小物や雑貨が展示されています。どれも手の中に収まるような大きさ。どこか温かみを感じるものばかりで、作品にも通ずるところがあるように思われました。

美術館のウエブサイトはこちら。
どのページも充実しているのですが、この「常設展について」のページには猪熊さんが書き残したエッセイなどが貼ってあり、作家の思考や作品への姿勢などを垣間見ることができます。


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