幸せの形とは人それぞれ
少し前にとあるシンポジウムで素敵なお話を聞きました。
テーマはそれぞれが考える幸せについて。
みんなの幸せの基準って何ですか?
意外と答えに詰まる質問ですよね。
1人でいる時間に幸せを感じる人もいれば、誰かと何かをすることにより幸せを感じる人もいて、幸せの形は本当に十人十色。
過去の自分より向上していると幸せを感じやすいってデータもあるそうで、例えば戦争を経験した人は、終戦しているってだけで幸せを感じやすかったり、逆に金持ちから貧乏になった人は幸せを感じにくかったり。
不幸な事が起きると、Google検索みたいに過去の記憶の中から「不幸」ってワードで脳内で検索を沢山かけてしまう思考の癖があるネガティブな人は幸福度が低いとか、逆にポジティブな出来事を見つけるのが得意な人は幸福度が高いとか。
幸せになるのに大切なものランキングは、1位が健康、2位が人間関係、3位がお金というデータもあって、お金があっても不健康だと幸せを感じにくいのだとか。
なるほどなるほど、と頷きながら聞いていたのですが、過去の自分より向上していないと幸せが感じられないなら、向上し続けないと幸せって思い続けるのがむずかしいって事になる。
私は一昨年、去年とコンサルを受け続けてきて、常に課題が用意されている環境で過ごしてきたけれど、今年はそこから卒業して、自分のブランドをどう料理していこうかと目下悩み中だったりもします。
人間は学び続けることに幸せを感じる事ができるし、今から死ぬまで昨日より今日、今日より明日って幸せになり続けて、死ぬ瞬間が人生で1番幸せって思って死にたい、なんてお話もあってとても素敵な考え方だなって思いました。
私も何か1つでも学び続けて、小さな1歩でも進み続ける事ができたらいいな。
瞬間的な大きな幸せなんて人生でそう何度もないけれど、日々の小さな幸せをかき集めて、大きな幸せにする事はきっとできるはず。