7-8. 人のやったことは、まだやれることの百分の一にすぎない。
豊田自動織機創立者 豊田佐吉
貧しい家庭で育った佐吉は大工となったが、19歳の時に公布された専売特許条例を知って発明を志し、機織りが盛んだった三河で、機織機の改良に取り組んだ。
そして、10年後の29歳の時に糸繰返機を発明して、豊田式木製動力織機を完成させる。
佐吉が生涯にとった特許は100を越える。
よくアイデアが枯渇したりせずに次々と出てくるなあ、と思うが、その佐吉は、
といっている。
その佐吉の言葉だけに、標題の言い方には説得力がある。
ちなみに、かつてのトヨタの社是は、佐吉の言葉、「いい考え、いい仕事」であった。